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概要


日本の手作り万年筆の匠


今日は、万年筆の匠たちをご紹介します。


万年筆職人ー加藤清さん

大阪の生野区に、加藤さんの働くカトウセイサクショカンパニーがあります。加藤さんは、セルロイドなど、様々な素材から万年筆を作る職人です。彼は、新しい製品を作り続けています。


ー製造する過程では、手作業を行いながら、足でも機械を動かします。ミリ単位で削る、とても細かい作業です。途中、万年筆の胴体を熱湯に浸けることによって、直径を調整する、ということもします。


出来上がったセルロイド万年筆はどれも色とりどりで、美しいです。

(加藤さん)昔は、休みになると、作業で使う道具を鋳造していました。室内だと熱くてできないから、道路に出たりしてね。今は道路がアスファルトになっているから、できないよね。熱で溶けちゃうから。

それに、今は休みはちゃんと休まないといけないよね。昔は、休みの日の半日は道具の手入れをしていました。それが、職人と弟子のコミュニケーションの場でもありました。そこで話をしながら、仕事を覚えていったんです。兄弟子がアドバイスしたり、飲みに連れていったりしてね。そうやって、次世代に技術や知識が自然と伝えられていったんです。



万年筆職人ー田中晴美さん

鳥取県鳥取市にある万年筆博士。田中さんは、そこで伝統的な職人技により、一点物の万年筆を作っています。セルロイド、硬質ゴムや水牛の角など様々な素材を使います。


ー水牛の角とセルロイドを組み合わせ、胴体部分を作ります。微調整を繰り返しながら、溝を削ったり、組み合わせる部分を作ったりしていきます。ペンを入れる部分、キャップも丁寧に調整して作っていきます。胴体がスムーズに削れているか、ペンを転がして確認します。実際にペン先をつけて、テストします。


田中さんは、他にも黒水牛、亀甲、ココボロ木材などのユニークな素材でも作っています。


(田中さん)丸みのある部分とか、これ以上削れない、という部分の作業の時、息を止めて作業をします。まあ、気持ちですね。息を止めて、集中する、と。



万年筆専門店店主ー久保勝彦さん

中屋万年筆は、全国でも希少な、万年筆の修理、調整ができる専門店です。

(久保さん)いつでも作業ができるように、親指だけは、少し長めにしています。ペン先を触りますからね。後の爪は短めにしています。使う道具は昔からー60年ほどあるものを使っています。かつてここは万年筆を製造していましたが、戦後は主として販売とその後の修理を行ってきました。


ペンを細くして欲しい、というお客さんがやってきました。万年筆を受け取り、作業を開始します。指先の繊細な感覚で調整します。”よく書けるようになってる!”と、仕上がりにお客さんも大満足です。


ーペン先の整備、研磨でも指先の感覚が重要です。拡大鏡をつけて、細かい作業をこなします。研磨の仕上げには、オイルストーンを使います。ペン芯を取り外して、清掃します。その工程も、1つ1つ細かく丁寧な作業です。


(久保さん)お客様には、”使えない、と思ったら先ず水に浸けてみてください”とお伝えしています。それで大抵の場合はまた使えるようになりますが、それでもダメな場合にお持ちいただいて、修理を行っています。



■引用元



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海外の反応





・加藤さんの機械のペダルコントロール具合がすごい!あの技・・・彼は間違いなく、東京のドリフト族だな。





・僕としては、このビデオはすっごく楽しめた。興味深かかった!





・彼らの仕事ぶりと、とても細かい細工への心の配り方が素晴らしい。





・私が変なのかもしれないけど、こういうのを見たり聞いたりするとリラックスできるわ。





・加藤さん・・・彼の手と足の動きのハーモニーがすごいと思った。まさに職人だよね。





・最初は”仕事に打ち込んでる人のビデオか”って感じだったけど、でも数分後、素晴らしい内容になってた!子供の頃に見てたビデオを思い出したよ。すっごく良かった。





・木の細工をする人は、このビデオ好きだと思う。私も同じ❤︎



・一番最初の人・・・仕事の環境は最悪に見える・・・だって、彼は何をするにも、背中を丸めていたからさ・・・。





・この可哀想なおじいさんのひどい姿勢を見ているのが辛かった。見てるだけで、私の首も背中も痛くなってきた・・・(涙)。





・加藤さんは、今もきっと休暇中でも働いているだろうな。間違いない!





・すっごく楽しかった。とてもおもしろかったよ。もっと、こういう工芸のビデオが見たいな。





・これまで、万年筆について考えたこともなかった。削ったり、磨いたり・・・これって、侍の刀みたいだよね。





・これらの万年筆の仕上がりに興味あるな、もっと見てみたい!でもさ、加藤さんの背中は90度に曲がってたよね・・・。





・とても技術力の高い匠によって作られた、美しい手作りの万年筆だね。





・なるほどね、こうして300ドルのペンは作られているんだね。納得。




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