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概要


日本でホームレスになるということ



世界中でホームレスの存在は知られています。日本ではおよそ1500人のホームレスがいると言われますが、だれも正確にどのくらいの数がいるのか、なぜホームレスになったのかを知りません。


なかなかカメラで撮影してもいいというホームレスは現れなかったのですが、63歳のカワモトカズオさんがインタビューに応えてくれました。


以下が彼へのインタビューです。


父親が借金をしていたので、4年間返済をしました。建築の仕事をやっていましたが、歳ということでクビになりました。タトゥーが入っていることも良くないので、周りの同僚によくない噂を流されてしまうんです。若いときはヤクザの組に入りました。間違いは犯していないのですが、組を追い出されました。そして半年くらい前にホームレスになりました。大阪で元々は生活をしていました。金属を集めてお金にしていました。10キロで950円です。上野では縄張りがあって空き缶を争ってケンカになるので収集しません。


他のホームレスは近くのレストランのごみを漁って食料を手に入れています。私もときどき人が見ていないときに漁ります。通行人に声をかけたり、物乞いはできません。警察が来たり、警備の人が来たりしてしまいます。


10月になったら福祉制度への申し込みでお金が手に入るのでそれを待っています。2万円ほどもらえます。日本でホームレスになることはそんなに大変なことにではないです。でも夜中に知らない人に指を切られました。


人生をやり直したいです。入れ墨を入れているので職につくことが難しいです。結婚もしたいです。子供も欲しかったです。兄弟6人は皆結婚しています。お母さんにもう一回会いたいです。7人兄弟だったのですが、貧しい家庭でもお母さんが作ってくれたドーナツが恋ししいです。


今必要なものは着るものです。他のものは盗まれたんです。


最後にインタビューのお礼にドン・キホーテにきました。洋服や靴などお礼のプレゼントを購入しました。



■引用元



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海外の反応


・一番心が痛くなった場面は、ホームレスの面倒を見ても、話を聞いても、生きるための道具を与えても、それは完全な助けにならないことです。ホームレスの男性が人の目を見られなくなり、人々が離れていってしまうのを見ると切なくなります。私は日本の社会問題についての専門家ではないですが、日本政府によってホームレスを減らすために、特に老年の方向けに、開かれた社会プログラムが作られることを祈ります。ホームレスをなくせるアジアの国は日本だけかもしれません。





・インタビューに応えてくれた男性を尊敬しますし、その男性に物を買ったスタッフをみてうれしかったです。





・彼に帰る場所がないということは悲しいことです。その後、彼はどこに行ったのでしょうか。その日の夜をどう生き抜いたんでしょうか。





・彼は指を切られたことについて嘘をついていると思います。ヤクザによって切られたと思います。





・ホームレスはどこにでもいて、彼らの人生を想像できません。





・スタッフに「携帯を忘れないように」と教えてあげたことは彼の性格を表しています。





・この人をたくさん支援してくれてうれしいです。彼はお母さんに会いたいでしょうね。





・彼は6人兄弟がいて、誰も彼の面倒を見たがらないなんて。





・彼を人として誇りに思います。ホームレスではありますが、彼は十分強いです。彼のよりよい人生を祈っています。





・ヤクザをやっていたホームレスが、道端でみる見知らぬ人よりもいい人に見えるなんて不思議です。





・63歳の男性で、いまだにお母さんのことを覚えている人を知りません。きっと夜にお母さんのことを思い出して涙を流しているんでしょうね。





・彼のタトゥーを消すお金を集めるのであれば、寄付します。





・日本ではホームレスは難しい問題ですね。人々はホームレスがいることを認めたがらないです。ホームレスが存在しないようにふるまいます。





・日本のタトゥーへの態度はおかしいです。美しいタトゥーを見るとよりそう思います。





・「東京に1500人のホームレス」ということは人口の0,000005 %しかいないということですか。治安良すぎるよ、さすがニッポン



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