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概要


黒人と日本人の両親をもつ私の女子高生活


私はマイカといいます。日本生まれで、お父さんはアメリカ生まれ、お母さんは日本生まれです。いままでずっと日本で生活してきました。普通の高校2年生です。これから私の生活を紹介します。


アメリカ人のお父さんとは日本語で話します。でも、日本のお店で日本語で話しかけたら、英語は話せないといわれることがあります。他にも電車でおじさんに「黒人は嫌い」と言われ、周りの人に向かって「黒人に気を付けな」と叫ばれたことがあります。


学校は楽しいですが、初めて話す子にはアメリカ出身かアフリカ出身かと聞かれます。先輩や年下の子は怖いです。なぜなら第一印象で判断をされてしまうことが多いからです。

いままで外見で嫌な思いをしたことがいくつかあります。小学生のときには、マイケルジャクソンが亡くなったときに、マイケルに似てると言われ「マイケル」というあだ名をつけられました。


子供の時は友達を作ることが難しかったようです。みんなと見た目が違うからです。幼稚園の時、友達の大切なものを触ろうとしたときに「マイカちゃんの手は汚れているからダメ」と言われたそうです。お母さんは小学生のときに保護者会でマイカの肌の色や髪の毛は個性であることを伝えたりして子供を偏見から守れるように工夫していました。


小学3年生のときからお母さんに差別を受けたことは相談はしません。心配をかけたくないからです。ハーフであることで、周りの目に敏感になっています。自分を守る壁を作っています。

見た目を変えたいと思ったこともあって、髪の毛は坊主にしたら髪がまっすぐ生えるのでないか、みんなと同じような髪型をしたいと思ったこともありました。あとは体の細さが欲しいです。日本人の理想は本当に細いので。


体験したかったことは舞妓さんです。舞妓さんの化粧は自分の肌の色には合わないので。


友達のアミナさんはパキスタン人と日本人の両親をもちます。アミナさん自身も名字でいじられたことがあります。日本人になりたいと思った時もありますが、今は自分の生まれを誇りに思います。ハーフに生まれたことによって他の人より個性を大切にする気持ちが強いと思います。


マイカさんはこれから日本が、アメリカと同じ多くの人種を受け入れてくれる社会になっていくことを願っています。



■引用元



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海外の反応


・彼女はそこで育ってきて、ずっと暮らしているのにエイリアンみたいな扱いをされているんですね。イライラするでしょうね。





・世界中のどこにいても黒人でいることは大変なように思います。





・私は日本人です。この問題を恥に思います。日本政府はこの問題を取り上げるべきです。





・日本の差別は「無視」からくるんですね。アメリカの差別は「ヘイト」から来ます。





・日本は進んでいる国なのに、こういう面はとても遅れています。皮肉ですね。





・彼女が日本語を話しているのに、それに日本人は気がつかない。差別をよく表している例ですね。





・もし彼女がアフリカに来たら、心から受け入れられるでしょう。





・彼女はとても美しいです。アメリカ人の肌と髪の毛と日本人の顔の特徴を兼ね備えていれば完璧ですね。





・私は韓国人とアメリカ人の両親をもちます。アメリカで育ちましたが、韓国で育つよりも良かったと思います。アメリカで韓国人から受けた差別はひどいものでした。同種民族の国を訪れるのはいいのですが、暮らすのは向いていません。両親のどちらかを黒人にもつ人にとっては同種民族の国で過ごすことはとても大変なことです。





・彼女の髪の毛が私は好きですが、日本社会では受け入れられていないんですね。





・お母さんがマイカさんが小学校以来差別されてきたことを知らないなんておかしいですね。マイカさんは伝えられないだけなのに。





・「死ぬまで自分の壁が取り払われることはない」という言葉はとても悲しいです。彼女の人生がいいものであることを願います。





・日本では彼女自身が自分の美しさに気づかないなんておもしろいですね。アメリカでは美しく、神秘的な雰囲気だと思われるのに。





・二人ともかわいいです。誰もこのように扱われるべきではありません。





・彼女はとても日本人らしいです。彼女は外国人と思われることに対処しなければいけないのは悲しいです。




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