概要
日本のナンバーワンホステスに会いに行く
”くるみです。28歳で、六本木Lalahのナンバーワンホステスです。ホステスとしての私の仕事は、お客様が楽しい時間を過ごせるように接客することです”
ーホステスとはどんな仕事か知らない方がいるかもしれないので、教えていただけますか?
”男性の方が、お金を払って綺麗なお姉さんと飲みに来る場所です。キャバ嬢というか・・・”
ークラブとキャバクラってどう違うんですか?
”クラブは、男性1人に対して女の子が何人か付きます。キャバクラは、基本マンツーマンです”
ホステスになったきっかけ
ーここで、くるみさんはナンバーワンなんですか?
”そうです。売り上げで一番になりました。女の子は80人在籍していて、毎日50人くらいが出勤します”
”お店がオープンした時は、経営チームが日本中スカウトに行って、700人面接したそうです。私も熊本で偶然スカウトされました”
ーどうして、ホステスとして働こうと思ったんですか?
”熊本の田舎で、カラオケ店と結婚式場で働いていたんです。そこで知り合いに、「時給いいバイトがあるけど、どう?」と言われてスタートしました”
ーご両親などに心配されませんでしたか?知らない人に騙されないように、とか。
”それはありましたね。実際、お客さんに騙されたこともあるし。20万円くれたら増やして返す、と言われて預けたら、そのまま消えてしまったんです”
お金について
ー毎月の売り上げはどれくらいですか?
”500万円くらいです。日給だと、10万円いただいています。一番売り上げた月は、800万くらいかな。
お客さんに対していつも払ってもらってばかりでは悪いな、と。なので、ちょっとしたプレゼントを用意したりしてます。誕生日は全員分カレンダーに入れて、覚えて、プレセントを渡しています。熊本の時に、給料は全部を自分のために使うなって教えられたんです。40%はお客様に還元しなさい、と”
ーホステスさんの仕事って、お客さんとの夜の営みとかは含まれるんですか?
”口説かれて、自分も気に入れば、しても全然OKだと思います。でも、お金目当てでそういうことをすることはないです”
ー下心のあるお客さんって、どれくらいいると思いますか?
”お客さんは私と会って癒されるって言われるけど・・・みんなあると思います。男と女ですからね”
お店の中・探訪
ー店内はすごく広いですね!何席あるんですか?
”ワンフロアに20席あって、VIPルームが4部屋くらい。VIPルームは広くて、カラオケも付いています。ホステスたちのロッカールームやパウダールームは4階にあります”
ーお化粧など準備をするお部屋も見せていただきました。内装がとても可愛いです。
ロッカーにはお洋服がいくつかかかっています。
”着れなくなったものも入ってるんです(笑)。私はMサイズです”
ーえ!??こんなに細いのに!??
”六本木の女の子たちはみんな細いので。私は大きい方です”
見た目は大事
ーくるみさんが着替えをして出てきてくれました!赤い清楚なドレスです。可愛い!
そこからパウダールームに行き、ヘアスタイリストにセットをしてもらいます。
”準備には2時間くらいかかります。綺麗にしておかないと、指名ももらえないし。ネイルも月に一回は必ずサロンに行きます”
ー見た目がいいことは、この業界で働く上でどれくらい重要ですか?
”第一印象は顔からだから、とても大事だと思います”
ー何パーセントくらいだと思いますか?
”100%です。ブスで綺麗にしなかったら、お客さんは先ず話してもくれないですし”
ーもっと綺麗になりたいと、整形している人やしたいと思っている人っていますか?
”たくさんいます。私もしたいし”
ーえ!??どこを!??
”もう全部いじりたいくらい”
ーなんで!?
”鼻を高くして外人さんみたいになりたい”
ーもう高いじゃないですか!
”(首を振って)うふふ”
そう話をしている間も、ヘアメイクさんが手際よく髪を巻き、セットをしていきます。彼女にも話を聞きました。
ー他のお店にも、ヘアメイクに行ったりしますか?
(ヘアメイクさん)これまでたくさんのお店に行ってきました。このお店はレベルが高いですね。ホステスさんの人間性も高いですし。
ホステスの仕事について
ー一番辛かった時期ってありますか?
”3年前、熊本から六本木に出てきた時ですね。お客様も友達もいないし、家で泣いていました。それは3ヶ月くらい続きました”
ーどうやって乗り越えたんですか?
”地元に戻るというのもプライド的に嫌だし、やるしかない、と思って”
ー働き始めた時の、ご両親や親しいお友達の反応はどうでしたか?
”東京へ行く時は、お母さんは泣いていました。友人も熊本のお客さんも、六本木では通用しないよ、と言っていました。田舎なので、人々には”くるみちゃん、まだ夜の仕事してるんだって?”とか言われるけど、その分他の女の子ができないことを親にはしてあげたい、と思って。旅行に連れて行ったりとか”
ー彼氏はいるんですか?
”いないです。ガチで口説かれたことがないのかな”
ーこの仕事の一番いいところは?
”同伴の時に、行ったことないところに連れて行ってもらえることがあるんです。半年待ちのお店とか、会員制のところとか。ここで働いていないと、出会わない人もいますし。歌手やスポーツ選手とか。でも、みなさん気取っていないんです”
ーこれまでで、お客さんからの一番異様だったお願いとかありますか?
”初めましての方で、今晩100万円でどう?とおっしゃった方がいました。カチンときて、100万くらい自分で稼ぐからって言いました”
ー1億だったら、どうですか?(笑)
”ちょっと考えるかな(笑)”
ーめっちゃ正直ですね!(笑)
くるみさんの魅力
さあ、開店の時間です。くるみさんのお客さんのダイゴさんに話を伺いました。
ー何回くらい来たことがありますか?
(ダイゴ)数え切れないほどです。時間に余裕がある時は毎日来てたし。
ー年齢は?
(ダイゴ)31歳です。
ーお二人は仲良しな感じですね。
(ダイゴ)この距離感がこのお店のいいところじゃないですか。友達っぽく接してくれて。自分を作るキャバ嬢とかもいますからね。しな作ったりとかして。
ーくるみさんは、これまでにそういうの、やったことありますか?
(くるみ)ないですね。
(ダイゴ)いつも素な感じなんで。それで売れてるから、すごいなって思います。
ーシャンパンタワーというものがある、と聞いたのですが、どんなものですか?
(ダイゴ)ホステスさんのお誕生日や記念日などに、お客さんがお金を出して準備するんです。男性が、”ここまでやってやったぜ!”っていうのを見せる感じですね。どやー!みたいな。
ーいくらくらいかかるんですか?
(くるみ)ここで見たのは、1000万円くらい。
(ダイゴ)前に、タワーを入れようとしたら、”入れなくていいよ”って、くるみちゃんが止めたんです。
(くるみ)ダイゴさん、その時めちゃくちゃ酔ってて。
(ダイゴ)でも、くるみちゃんの心意気はすごく覚えてるんです。結果、次回来た時に、3本入れちゃう、みたいな(笑)。そういうとこじゃないですかね。彼女がナンバーワンなのは。
さて、もう一度くるみさんにいろいろお話を聞いていきます。
ーこれまでにお客さんからもらったプレゼントの中で一番高いのは?
”200万円くらいのハリーウィンストンのネックレスです”
ーお客さんの中で、くるみさんのことが大好きすぎて、気持ちが止められない!SEXしたい!という人がいたら、どうやって止めるんですか?
”今日は無理!って言います”
ーくるみさんは今、幸せで満たされていますか?
”はい。もしも過去に戻ったとしても、またホステスの道を選びます。頑張った分だけ返ってくる仕事だなって思います”
”正直言って、若い子が入ってきて、お客さんがそちらに流れることもあります。でも、一番でなきゃって思うのは、人生的に無駄だと思うし。一番だから何?と言われたら、確かにそうだなって思いますね”
■引用元
海外の反応
・こういうインタビュー、好き・・・規範的な内容じゃないからって、批判すべきじゃない。限界を知っていて、好奇心と、敬意あるリポーターは、素晴らしいよ。
・彼女はとてもカリスマ的。彼女が成功していることは、不思議じゃない。
・くるみさん、エレガントとセクシーさの完璧な混ざり具合!
・ホステスさんがこんなに上品だなんて思ったことなかった。彼女は、バーの宝石だね。
・彼女の目を見たら、彼女が本物だって分かる。彼女の仕事はいまだにタブーだけど、彼女は親切で、良さそうな人に見える。
・少女が月に46,000ドルを稼ぐだって??私は生まれる国と就く仕事を間違えた〜〜〜。
・彼女は大企業のCEOみたいに見える❤︎
・彼女の髪型の作り方を知りたい!めっちゃゴージャス!
・孤独は儲かる市場だな。
・彼女は、どれくらいお酒を飲んで、どれくらいタバコを吸っているのか気になる・・・。だって、長い目で見たら、健康に影響を与えるもの。
・彼女はそのままでとても美しいわ。整形手術をしないで欲しい、と心から願ってる。
・お客さんのダイゴさん、とても可愛い(笑)。彼が私の顧客でもいいな。ホステスさんは上品だね。
・母:大きくなったら、何になりたい?お医者さん?技術者?弁護士さん?
私:ホステス(にっこり)
母:・・・・ふざけんじゃないよ!!!
・彼女の誠実さが好きだわ。他のインタビューに出てきたホステスさんは、セックスについて否定してた。
・彼女は自信があって、誠実、賢くて、機知に富んでる。そういう部分が彼女をナンバーワンにしてるんだと思う。自信がセクシーさに繋がるってみんな忘れてるよ。
・彼女のストーリーは、まるでアニメみたいだ。
・彼女は、とても正直で、可愛くて、チャーミング。インタビューを通して、すっごく良いバイブス感じた。
ひとこと
孤独産業ですよね
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