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概要


ミステリアスなアイヌ民族の起源!

 

今回は興味深い人類進化に関する説明です。

 

私達はみんな同じ祖先を共有しており、ホモ・サピエンスの末裔です。しかし現在の我々は身体の特徴も異なっています。我々が異なる原因として自然淘汰が挙げられます。

 

この写真を見て、この男性の出身地を当てて下さい。もしこの男性をヨーロッパや中央アジア、アフリカ出身だと思ったのなら間違いで、この男性は実際に日本人です。この男性は日本のアイヌ民族として知られておりますが、ご覧の通りアイヌ民族は典型的な日本人とは考えられていない傾向にあります。彼らはどちらかといえばヨーロッパ人の風貌に近い気がします。

 

アイヌ民族の純血の人々は明るい肌でひげも濃く、目も東アジアとは違った特徴です。

 

1940年代の詩選編集者にはアイヌ民族は謎に包まれているといったことも知られています。

 

ではアイヌ民族の細かい特徴をみていきましょう。彼らは西欧諸国の男性のように癖毛であり、肌は明るい茶色です。幅広い顔で堀が深いです。いわゆるヨーロッパ系の特徴ですね。これらの特徴によりアイヌ民族はヨーロッパ民族の仲間だと思われていました。しかし遠い祖先をみたらそうであるのかもしれません。

 

彼らはどこから来たのでしょうか?これに対する答えはとても長くて複雑なものです。

 

まず私はアイヌ民族が誰であるのか説明するべきでしょう。現在ではアイヌ民族はとても小さなグループであり、日本の北海道にいます。人口は推測で20000人とされていますが、アイヌの血統の人々が他にもたくさんいることでしょう。

 

アイヌの文化は日本の文化とは異なり、アイヌの男性はある一定の年齢に達してからはひげをそりません。女性は口と腕にタトゥーを入れます。アイヌ民族によると、アイヌは日本が北海道に来るずっと前からいたとのことです。

 

アイヌ民族だけが日本の個性的な民族ではありません。エミシという民族が中国に記録されています。彼らの変わった見た目をしており、アイヌと同様にひげが長いのです。彼らは中世の時代に日本の天皇にゲリラ戦術で抵抗し、完全に絶滅したわけではありません。

 

紀元前14000年から紀元前300年まで縄文時代が続きました。縄文時代の人々は独特な陶器や人形を作りました。縄文の人々はアイヌやエミシ民族との共通点があります。縄文時代の人の骨からDNAの検査をしたところ、縄文の人とアイヌ民族は近い関係性であります。

 

アイヌ、エミシ、縄文の関係は明白なものではありません。しかし、それぞれが親戚であることは間違いありません。

 

現在の日本人すなわちヤマト人は縄文文化と弥生文化の混合であり、弥生文化は東アジアからきたと言われています。弥生は紀元前300年に日本にきて、日本を制圧しました。

 

現在の日本人の約20パーセントは縄文の祖先がいるとのことです。しかし、アイヌとエミシの人々は縄文人との交配を拒否したと言われています。アイヌ民族は弥生人や他の東アジア人との交配もありましたが、そんなにケースは多くありません。

 

様々な証拠を見るにつれてアイヌ民族が誰であるのか徐々に分かってきます。日本の原住民でもあり、恐らく彼らは氷河期時代にユーラシア大陸を経由して日本に移住してきたのでしょう。その後に来たアジア人によって制圧され、今の日本が形成されたと考えられます。そして孤立したアイヌだけが文化を現在に至るまで維持しています。

 

アイヌ民族のことを知らない日本人もたくさんいますが、アイヌ文化は日本文化に大きな影響を与えています。

 

エミシに限ってはもののけ姫という日本アニメ映画にもインスパイアしていますね。そしてハンターハンターのクラピカの服装もエミシの影響が見受けられますね。

 

次はなぜアイヌ民族の見た目が他のアジア人と異なる理由を考えてみましょう。そのためにはハプラグループを知らないといけません。ハプラグループとは片親だけの遺伝を受け継ぐことであり、例えば父親から息子へ、また父親から息子へと遺伝が継承されていきます。そして、母親は関係なく、その中の遺伝子のいくつかは実質的に同一のものです。

 

ハプラグループは自分の祖先をたどることに有効です。

 

アイヌ民族のY染色体をテストしたところ、ヨーロッパとの関連はなく、アジアとの関連が見つかりました。アイヌのYハプラグループはDに属しています。多くの日本人からこのハプラグループが見つかりました。アジアの大半はC、O、N、でしたので興味深いですね。日本以外でハプラグループDはチベットの方で見つかっています。

さらに興味深いのがアンダマン諸島です。この島の住人は他の地域との接触が何千年もなく、氷河期時代から変化がないです。奇妙なことはこの島の住人とアイヌ民族の外観の共通点はないのですが、それにも関わらずこの二つのグループはとても近い親戚であるのかもしれません。

 

他のハプラグループと異なり、このグループだけ場所が散らばっていて、このグループに近いのはアジア人やインド人ではなくアフリカ人なのです。謎に包まれたことが多いですが、一つ明らかであることは、アフリカ人が5000年から6000年前に東へと移住したことです。よって肌黒いアジア系が誕生しました。

 

とある移住民はアンダマン諸島にたどり着き、とある移住民は日本にたどり着いたのです。肌の明るい縄文人はアジア系やヨーロッパ系からも独立をキープしたまま、北上したのです。

 

ではなぜこんなにも、グループDが少なく、範囲が散在しているのでしょうか?諸説によると、病気で死んでいったと言われています。他のグループによってジェノサイドが起こった可能性があるかもしれませんが、誰にも分かりません。

 

科学者によっては、グループDが最初にアジアに入ったとも言われていて、逆にC、Bのグループが最初にアジアに入ったと主張する科学者もいます。

 

縄文の人々が他のアジア系と特徴が異なるのは、彼らが移住のプロセスにおいて完全に独立していたからです。アイヌの人々の存在は人類進化が複雑で奇妙なものであることを示しています。

 

人類進化はとても驚くべきものですね。



■引用元



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海外の反応



・アイヌの人々はオーストラリアの原住民と似てるね。

 

 

 

 

・写真の男性はどちらかといえばアジア系じゃないかな?

 

 

 

 

・日本人でもひげが濃い人がいるけど、多分アイヌ民族との混血だね。

 

 

 

 

・他のアニメでもアイヌがモチーフとしたものがあるよね?

 

 

 

 

・アイヌ民族は原住民ということになるのかな?

 

 

 

 

・氷河期時代の自分の祖先を知りたい!

 

 

 

 

・昔、日本のアイヌ民族の村を訪れたことがあったけど、本当に驚いたよ!でも、日本でアイヌに関する情報が少なくて残念だったな。

 

 

 

 

・日本でも沖縄と北部の方だと全然顔が違うね!

 

 

 

 

・アイヌ民族の近い親戚がチベットとアンダマン諸島の人々であることはとても不思議だ。

 

 

 

 

・移民の歴史がとても分かりやすかった!

 

 

 

 

・昔の人々の開拓精神は本当にリスペクトするべき!

 

 

 

 

・日本人がもともとアフリカからの移住民であるという説は面白いね。

 

 

 

 

・タイムマシンがあったらいろいろ確認したいなー。

 

 

 

 

・もっとアイヌ民族のことが知りたくなった!

 

 

ひとこと


北海道ではガタイのいい男性を見かける確率が本州より明らかに高いです
アイヌなのか、ロシア系統なのか


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