概要
日本でのバン生活ってどんな感じ?
こんにちは。今日は、僕たちの友達、ヨウヘイを紹介します。彼は、僕たちが人生で出会った中で最高にかっこいい人々の1人なんです。
彼は、スノーボードもするし、サーフィンもします。有名シェフ、サッカー選手、モデルを撮影する素晴らしい写真家でもあります。
大工、ファッショニスタ、そして素敵な歌手の一面も持ちます。そして、彼はこの盛りだくさんの生活を、最高にかっこいいバンの中で送っているのです。
普通のバンではありませんよ。素晴らしい、カスタマイズされたバンです。
彼の生活は、普通の日本での暮らしと随分違うと思います。
”僕は写真や映像の仕事をしていますが、バンに住むようになったのは5年ほど前からです。仕事が忙しくなって、月に数回しか家に帰れなくなり、それでバンに住んじゃおう、ということになりました。機材も持ち歩けるし、趣味のサーフボードなども持ち歩きながら生活できるので”、ヨウヘイが話してくれました。
ヨウヘイのバンを紹介!
バンの中では、運転しながらカラオケもできますよ!マイクがあるんです。
バンを紹介していきます。
スライドドアを開けると、テーブルとクッションが!ヨウヘイは、そこで座って仕事をしています。
その隣には、”クローゼット”があります。反対側のスライドドアを開けると、ハンガーラックに並んだ洋服、その下にはボックスがあって、整理整頓されています。
仕事用、調理用(調理師さんの服!)、そしてパーティ用の服も揃っています。もちろん帽子もたくさん!
”ダウニーのクローゼット用シートは、良い匂いを保つために大事です!僕はホームレスなので(笑)スチームアイロンもありますよ”。
”バン生活っていうと、ワーゲンに乗っていて、都会から離れて暮らす人、みたいなイメージがありますが、僕は自然も好きですけど現代社会に生きています。仕事もPC、カメラとか電化製品を使っていますし。バランス良く保ちながら、生活していければ、と思っています”。
トランクを開けると、様々なものが詰まっています。冷蔵庫(大きなボックス型)、シャワーヘッドとホースなど。写真の道具類、そしてドローンも。キッチンテーブルもありますー”これは自分で作りました、間違えたりしながらね”。
天井にはサーフボードが3枚。他にもコールドプレスジューサー、ソーダストリーム、ハンドブレンダー、低温調理器も!ー”冬は寒いので、温かい食べ物で体を温めているんです”。
”お風呂は、車についています。でも、日本には温泉という素晴らしい文化があって、僕はそれが大好きです。週に4回くらい天然温泉に入りに行っています”
ーものがたくさん詰まっていて、寝る場所が無いように見えます。どこで寝ているんでしょうか?
”バンの天井に登り、テントを持ち上げると、テントが出来上がります。ここが僕の寝室です!このルーフトップテントはイタリアから輸入しました。風が吹いても、雨が吹いても大丈夫なんです。冬、寒い時はホットカーペットを使います。夏は扇風機ですね。いつでも快適です。マイナス10度くらいまでだったらね!”
テントの天井にはソーラーパネルが付いています。これで充電をして、電気を貯めているそうです。
”寝室は車の上に付いているので、眺めが最高です。今は海の近くにいるので、水平線の夕日がとても綺麗です。田舎へ行くと星を見ながら寝ることができます”
豊かなるバン生活
”バンに住んでいると、停めた場所が寝室になるし、太陽光を拾える所なら仕事もできます。キッチンを広げたら食事ができるし。地球が家、という考え方になったのが、この生活をしていて良かったことかな”
オートキャンプ場にやって来ました。ヨウヘイは、調理用のテーブルを外に出して、組み立てていきます。
バン生活を送っている人のビデオをインターネットで見ると、彼らの生活はバンのサイズに制限されているように感じます。ですが、ヨウヘイは、物事を畳んだりして収納しているのです。とても素晴らしいアイディアです。こんな広いテーブルがあのバンの中に入っていたなんて!
ヨウヘイは、備長炭を出して調理の準備をしていきます。
”日本には良いレストランがたくさんあるので、味を覚えて、再現しているんです。それが僕の料理の学び方ですね”
カブのポタージュ、魚の料理も作っていきます。
”スガさんという有名なシェフと知り合いで、彼から日本の素晴らしい食材を教えてもらっています。彼とは3年半ほど前から一緒に仕事をするようになりました”
”僕は家が無いので、仕事場から仕事場へバンで移動します。途中にサーフィンをしたり、冬ならスノボをします。また、日本の素晴らしい食事を楽しみながら旅しています”。
アメリカでバン生活を送っている人は、「僕はバンで暮らしてて、これが僕の考え方だ」「ハッシュタグ・ゴール!」なんて感じです。
ヨウヘイが言うには、バン生活を送るというのは、日本だと蔑まれる対象だそうです。それは理解できます。日本では、人々は家を持って、物を持つことをより気にかけています。
ヨウヘイは、物を持つ生活をバンでも送ることができることを見せてくれました。もちろん、彼はキッチンをセットアップしたりとか、そのためにたくさんの力を注いでいるのです。彼は、素晴らしい食べ物や最高の景色、サーフィンしたり素敵な雪に触れたりーを手にすることができますから。最高ですよね。
彼はサーフィンして、スノボをして、料理をして、歌って、バンの外にも生活があって、素晴らしいファッションスタイルでーこれって、最高に尊敬できますよね!彼って、超おしゃれですよね!?彼は、自分の大事だと思うことに、心や魂を込めているんです。
僕たちも家を持っていないから、彼をかっこいいって思うんでしょうか?
僕たちも、様々な国を旅しています。僕たちもホームレスですね!
いや、世界全体が本質的にホームレスです!誰もが何も持ってはいないのです。
所有していると言うのは幻想です。自由こそが全てです!
この間にも、ヨウヘイは料理をしてくれていました。
ヨウヘイが料理を作ってくれる、と言った時、僕は紙皿やプラスチックカップで出てくるのを想像していました。でも・・・用意してくれたお皿は僕が持ってるどんなお皿よりも素敵だったんです!ヨウヘイがここで答えを出してくれた気がします。「良いお皿を買おう、家は買うな」ってね!
片付けをして、次の目的地に向かいます。
好きな時に、家を移動させることができるのって、かなり素敵だと思います。
僕たちは、誰かが”普通”だって思うような生き方をする必要はありません。
僕たちがそうであったように、あなたがヨウヘイの生き方から何かを受け取ってくれたら嬉しいです。
■引用元
海外の反応
・こういうタイプのバンは日本だから安全なんだよ・・・
・彼の車のセットアップは素晴らしいね。アメリカだとこういう生活は絶対に無理だよ・・
・すごい!!彼ならゾンビが出てきても生きていける!
・超クールな人生だ!今までこんなの見たことがない!
・とても節約できてエコフレンドリーな生き方だね・・・
・彼と親友になりたい!
・ちょっと嫉妬しちゃうな、こういうライフスタイル。本当の意味で自由だ。
・インスパイアされるなー!
・日本だとこういう生活をしても問題なんだね。
・大人になったらこういう生活をしたいな・・・
・まるで動く城みたいだね!
・彼はとても幸せな人生を手に入れた。
・僕もこういうふうに日本で生活出来たらいいのに・・・
・.彼のライフスタイルは最高だ!人生を楽しんでる。
・彼のバンは新品同様だ!ワオ!
・ヨウヘイは、子供みんなが欲しがる、イケてるおじさんだな。
・こういうタイプのバン生活は、日本みたいな安全な場所でしか無理・・・。
・”世界全体があなたの家になる”。正直言って、これこそが人間の在り方。
・”所有しているというのは、幻想”ー確かにその通り。間違いない!
・ホームレスではなくて、ホームフルって感じ!?めっちゃかっこいい。どこでも彼の家にすることによって、彼はよりたくさんの”家”を持つ方法を作ったのね。
・彼のバンの装備は素晴らしいね。それと、日本の犯罪率の低さのおかげで、これが大丈夫なんだと思う。アメリカでは無理だと思うな。
・このビデオの前向きさに影響されるわ!!ヨウヘイはずっと笑ってて、私も笑顔になってしまった。大好きよ!
・この車の装備、最高だよ。僕のお気に入り!
・ライフスタイルも、本物の自由も、うらやましいなあ。時にちょっと大変だろうけど、価値があるよね。強くあり続けてね。あなたはホームレスじゃない、あなたの家はタイヤの上ってだけ!
・もしも400,000ドルの家賃を30年間支払わなくてはならないなら、ホームレスになった方がまし。彼らは、だいたい家を持ってる人よりも金持ちなんだから。
・ヨウヘイは、バンでの生活レベルを新しいレベルに押し上げたな。かっこいい!
・すっごくお財布にも地球にも優しい生活の仕方だね。
・彼の養子になりたい。この車に住みたいなあ。
・雨季には、ちょっと大変そう・・・(汗)。
・日本に行きたいよーーー。ここに住めたらどんなに楽しいだろうな。
ひとこと
この方、けっこう海外から注目されてます
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コメント
そんな時はネカフェでもいくのかね
日本で良い顔されないのは物を所有していないからというより、公共の場に我が物顔でステイするやつがいる、不定であること=その分信用度も下がる、あまりに独自のスタイルを選択する人は協調性(衛生面や治安の意味でも)に欠けている場合があること、が大きいと思うわ
この人の場合はキャンプ場などの施設を利用してたり、生活そのものや装備にも楽さに流されるのでなく美意識を保っている点で警戒をされにくそうだし良いんじゃないかな
ただ真似をしようとする奴は大半が単なる不審者になりそう
寝るのがテント部分なのが嫌だな
中のしっかりした部分に組み立て式でもベッド置きたい
でも大変な生活でもあるなあ~。
>仕事が忙しくなって、月に数回しか家に帰れなくなり、それでバンに住んじゃおう、ということになりました。
とまあこんな感じで本人が理由を語っているとおりで
この人の場合は道楽であってホームレスという言葉は誤解を招くと思うよ
写真家で趣味に贅沢にお金を使える程度は裕福な人で仕事があり車を所有出来ると言う事は
居住所として恐らく何処かにマンション辺りと車庫証明取った駐車場があるんでしょ?
飽きたり嫌になったら何時でも以前の生活に戻れるじゃない
定年後にやる人もいるけどそれは仕事がないから出来る。
仕事しててこれは中高年には厳しい。心ではやりたくてもね。
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