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概要


全く新しいマツダ3・フルレビュー ハッチバックVSセダン


今年最も期待されている車の1つが、全く新しいマツダ3です。今日はハッチバック・セダン共に、外装、内装を見、そして試乗をしてみます。



ハッチバック(白)

デザインはスポーティです。シャイニーブラックのフロントグリルはとても大きいです。これは、スポーツバージョンだけでなく、通常バージョンでも採用されています。

ヘッドライトはLED、マトリックスLEDも選ぶことができます。そして、ライト部分には3Dギャップがあり、よりドラマチックな感じになっています。


エンブレムは、2次元になっていて、後ろにACC、自動ブレーキなどのセンサーが隠されています。オプションで付けられるフロントビューカメラもここに付きます。


車体の長さは4m45cmで、前世代よりも長くありません。デザインは、丸みがあり、特に後ろ部分は、どっしりとしたCピラーが印象的です。窓のラインは水平で、とても強いデザインです。


後部を見ていきましょう。こちらもとても美しいスポーティなデザインです。マツダのエンブレム部分がトランクを開けるボタンになっています。

本物の排気マフラーパイプが付いています。



ハッチバック(赤)

さて、赤色の塗装のものもとても魅力的です。リムは16か18インチで選べますが、18インチの方がいいですね。ライトはLEDですが、デイタイムランニングライトは、標準装備ではLEDではありません。

ドイツ市場における装備としては、ACC、自動ブレーキ、ブラインドスポットモニターがあります。内装としては、ヘッドアップディスプレイが搭載予定です。また、8インチの大きなスクリーンも付いています。ドイツでの価格は、23,000ユーロから。この内容でこの価格は、お得だと言えるでしょう。NAエンジンの音もかなり良いですよ。



セダン

次はセダンの紹介です。フロントグリルが少し違っています。こちらはより平面的なレイアウトとなっていて、よりエレガントな印象です。

色は、マシーングレー。長さは4m66cmで、ハッチバックよりも20cm長いです。また、前世代のセダンよりも8cm長いです。

リム径は18インチで、クラシックなセダンの形をしています。とてもエレガントで、アメリカ顧客向けだと思います。


セダンの後ろ側は、ハッチバックほどスポーティではありません。テールライトは、より水平な形です。


エンジンは、NAエンジンであるスカイアクティブGで、122馬力、排気量は2リッターです。また、マイルドハイブリッドシステムで、24ボルトです。興味深いことに、運転中はそれを感じることはありませんが、燃費にはちゃんと影響しています。


また、オプションとして、1.8リッターディーゼル・116馬力のもの、スカイアクティブX・2リッターエンジン・181馬力のものもあります。また、オプションでAWDも選べます。セダンは、ヨーロッパではエンジンの種類が限られているのです。パワフルなものは、スカイアクティブXエンジンだけで、アメリカでは2.5リッターNAエンジンのものが発売されます。



ハッチバック・内装

スマートキーの触った感じはあまりよくありません。ですが、内装は素晴らしいです。

内装のレザーも触感が柔らかいです。ドア内側のポケットは、あまりたくさんのスペースはありません。

ハンドルもスポーティな新しいデザインです。ハンドルに付いているボタンの感じも、とてもプレミアムな感じがします。


座席も、完全に新しいデザインとなっており、とても快適に座ることができます。標準装備のシートは、素材のおかげで温度調節もでき、夏は涼しく、冬は暖かく乗ることができます。

座ってみると、低さを感じます。なので、スポーツカーのような感じがします。座席を一番低くして座ると、僕のは身長が6フィート1インチですが、頭の部分に拳ひとつ分くらいの空きがあります。ハンドルも高さなどを変えられますよ。

内装も、外装も、これがスポーティな車であることを証明しています。


フロント座席の中央にあるギアカバー部分はレザーとなっています。6速マニュアルギアはとてもかっこ良く、切れの良い動きで、スポーティです。オートマもあり、その場合シリンダーが非アクティブ、マイルドハイブリッドシステムとなります。


内装では、プラスチックの部分があまりなく、とても素敵です。



ハッチバック内装ー機械部分

中央にあるスクリーンはタッチパネルではありません。スクリーン用のボタンはギアの横に付いています。シンプルで、運転中も使いやすいです。音量のボタンもその隣にあります。電子ハンドブレーキも同じ場所にあります。ここは、シャイニーブラックな質感なので、傷が目立ちそうな気もします。内装において、一番好きではない部分です。


アームレスト部分をスライドすると、2つ目のUSBポート・12Vの電源があります。蓋がちょっと建て付けが弱い気もしますが、これまでのものよりだいぶ良くなっています。


スクリーンの下の方にはUSBコネクターがあります。BOSEのサウンドシステムのおかげで音響は素晴らしく、アップルCarPlayも利用可能です。Bluetoothでの接続ももちろん可能です。パネルでは、燃費効率や車の状態をモニターすることもできます。このソフトウェアはとてもシンプルにできているので、使いやすいと思います。


ヘッドアップディスプレイには、制限速度、現在の速度が表示されます。リアビューモニターには3§0度の景色が表示され、ハンドルを切ると、車がどのように動くかが表示されます。素晴らしいですね。


運転席前のゲージは3つあり、真ん中がデジタルディスプレイスクリーンです。スピードメーター、アシスタントシステム情報、アナログゲージを表示することができます。



ハッチバック内装ー後部座席・トランク

後部座席のドアを開けた時のハンドルの音があまり良くありませんが、後はよくできています。後部座席に座ると、膝が前の座席に簡単に当たってしまいます。頭の部分は僕はちょうどなので、僕よりも背が高いと窮屈かもしれません。


後部座席には、ISOFIXがあります。座席中央のソファを倒すと、カップホルダーがあります。この車は、フロント座席で運転するための車だと思います。


トランク部分を見ていきましょう。奥行きの長さは85cm、幅は約1m。高さは45cmです。窓がフラットなデザインのため、トランクの底が深くなっています。後部座席を倒すことで、1m60cmの長さになります。



セダン・内装

セダンの内装は、ハッチバックとそこまで違いはありません。


ドア内側には、明るいトリムが。ダッシュボードも明るい色が差し色で入っていて、とてもかっこいいです。天井も明るいです。この前見たトヨタカローラ新型もセダンは明るい内装でした。


座席も明るい色のレザーが外側、真ん中はアニマルスキンです。近い将来に、高品質のフルレザーも選べるようにしてほしいな、と思います。

ハンドル部分はハッチバックとあまり変わりはありません。ただ、座ってみると、頭の部分の空間に余裕がありません。ハッチバックよりも狭いです。天井には小さな窓があって、開くことができます。座席の位置調節は、電動です。


ギアレバーのある場所には、ハッチバックには無かったレバーがあります。スポーツモードでは、RPMが高くなります。



セダン内装ー後部座席・トランク

後部座席は、足部分も頭部分もあまりハッチバックと変わりません。どちらかと言えば、ハッチバックの方が少し余裕がありました。


トランク部分を見ていきます。ハッチバックは長さ85cmでしたが、セダンでは1.05mです。後部座席を倒すと1.85mになります。容量は、ハッチバックは360リッター、セダンは440リッターです。



運転の感想

では、運転をしていきます。新しいシャシーとサスペンションのおかげで、より安定性を感じます。また、新しいサスペンションについては批判の声が上がっていますが、どうでしょうか。

今日運転している車のエンジンは、2リッターガソリンエンジンです。ターボ無しなので、アクセルを強めに押す必要があります。急激な加速が無いので、より落ち着いた、直線的な走りです。低めの馬力のものは、耐久性が高いと思います。


コーナーを曲がるにも、ハンドルがとても扱いやすいです。ノイズキャンセレーション機能のおかげで、エンジン音があまり聞こえません。

短いギアスティックの動きのキレは良く、スムーズです。オートマのギアもいいですが、僕はこのマニュアルギアが最高に好きです。


搭載されているのは、基本のサスペンションにガソリンエンジンですが、とてもスポーティな感覚です。ちょっとだけMX-5のようです。座席の位置は低くて、前世代の方が快適でした。でも、これによって、とてもスポーティさを感じます。

スポーティコンパクトカーが欲しい方に、この車はぴったりです。もっと広くて、空間のある車がいいとか、長時間快適に乗りたい、という方はちょっと違うかもしれません。


運転がとても楽しい車ですよ。最近、ヨーロッパの車、特にフランスのメーカーは快適さに重点を置くようになりました。ここ10年ほどは、ヨーロッパのメーカーはスポーティさに重きを置き、日本のメーカーは快適さに重点を置いてきていました。ですが、それが入れ替わったのです。現在、ヨーロッパはより快適さを、日本はよりスポーティさを大事にしています。


走っていると、サスペンションも前世代のものより良いように感じます。ステアリング比は、とても自然な感じです。ハンドルは軽いですが、自分がしていることを正確に感じることができます。そして、不感帯がありません。


現在のところ、FWDのみで、AWDは今後できてくる予定です。


この内装のおかげで、運転していて、とても特別な感じがします。乗っていると、新しいからか、ちょっと車の匂いが気になりますが。


ちょっとした坂でもこのエンジンは全く問題ありません。十分なパワーです。馬力が低めなので、パンチはありませんが。


ブラインドスポットモニターのおかげで、死角となる部分もカバーしてくれます。特に、このドラマチックな外装のデザインのため、斜め後ろに車が来た時も、見ることができません。なので、このモニターがとても役に立つのです。


燃費としては、6リッター/100km以下です。アメリカだと39mpg以上、イギリスだと47mpg以上です。

スカイアクティブXエンジンだと、燃費がどうなるかはちょっと心配しているところです。きっとパフォーマンスは良くなるでしょうが・・・。


これは、高速道路において良い車か、と問われると、もっと開放感のある運転席の車が良い、という方にはどうかなと思いますが、ノイズキャンセレーション機能があり、快適さを増しており、高級感があるので、高速道路でもとても良く走ると思います。燃費も良いですしね。



総評

外装は、とてもドラマチックなスタイルです。トリムも全て決まっているので、顧客が迷う必要もありません。後部のデザインも素晴らしいです。ただ、それが内装部分には悪く作用しており、視界が悪くなっています。そのため、ブラインドスポットモニターが必須となります。ACC、エマージェンシーブレーキなどのアシスタントシステムもいくつもあり、充実しています。

内装の質も非常に良く、細部まで高級車のようです。タッチパネルでないことは賛否両論ありますね。


シャシーは剛性が高く、サスペンションはアップグレードされています。

前の世代よりも確実にスポーティです。座席の位置も良いですが、とても低いです。そして、狭さを感じます。ハンドルも、ギアも動きは良いです。


NAエンジンはとても運転が楽しいです。上り坂では、パワーに物足りなさを感じるかもしれませんが。スカイアクティブGエンジンは122馬力、落ち着いて運転していると、燃費も良いです。

長時間高速道路を快適に走りたい、という方には、あまりお勧めできません。



■引用元



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海外の反応




・マツダ3に最大限の敬意を持ってきた、だからこのアップグレードにはすっごく期待してるよ。この良いレビューによると・・・僕の期待以上っぽい。最大の驚きは、セダン。徹底した豪華さと昔ながらの見た目。素晴らしいよ、マツダ。





・あ〜、Xエンジンの力がもう少し強めだったらなあ。





・マツダ3は、官能的で、スポーティーな車の1つだと思う!!





・フロント部分がすっごく美しいね、でも横はなあ・・・何が変なのかは分からないけど・・・多分窓がめっちゃ小さいからかなあ・・・。





・マツダ3がホンダシビック、トヨタカローラ、ヒュンダイエラントラと同等クラスだと思えないな。すごく高級感あるからさ




・マツダは高級ブランドとは思われていないけど、彼らはそう思ってるし、車を高級ブランドのように作っている。





・ハッチバックの方がセダンよりも見た目いいよね?セダンはエレガントだけど、ちょっと普通すぎなんだよね。





・白基調でグロスブラックの部品、とても豪華な感じだわ。





・このクラスの車で、見た目が一番かっこいい。





・いつの時代でも古くならない、美しい車が30,000ドル以下で買える時代が来たんだな。





・マツダ3が好きだ。いい車だよね。シルバー、布シート、ガソリンエンジンのが欲しい。





・マツダ=エンジニアリングによって作られてる、ホンダ・トヨタ=マーケティングで作られてる。





・すごーく最低限の外装デザインが、めちゃくちゃ魅力的になり得るっていう証明だな。





・ハッチバックバージョンは、とってもお洒落。ベンツの新型Aクラスをはるかに超えてる・・・。





・俺はMX-30派だわ。ごめん。





・これを待ってたよ・・・まさに俺の夢の車!!!





・ドイツ車よりも安いけど、ドイツ車と同じくらいかっこいい。マツダ、よくやった。




ひとこと


マツダはこれまで販売実績がなかったエリアで高級車として販売する戦略を取っています
実際ベトナムで富裕層が乗ってるはベンツの次にマツダが多かったです
HondaはシビックTypeRだけ高級車と並んで扱われていました


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