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概要


パンクが夢中になるJ-POPのプリンセスたち


J-POPは、1980年代から世界的に人気となりました。キャッチーで聞くと忘れられないメロディです。ただ、このアイドルたちの繰り広げる10代手前のような音楽は甘すぎるというなら、きっとJ-POPファンの平均年齢に驚くことでしょう。彼女たちは、たくさんの中年男性を魅了しているのです。

その中で、インドネシアのあるJ-POPグループは、ちょっと違ったファンたちを集めていますーパンクです。


どうして、この攻撃的なパンクの人々が10代のポップアイドルに恋に落ちたのでしょうか?そして、なぜ少女たちと触れ合うために数百ドルのお金を使っているのでしょうか。


私たちは、自称”スーパーファン”である、ムハマド・オマール・アジスに会いました。場所は、JKT48のコンサート会場ーJKT48シアターです。



JKT48のコンサート

この日は、グループJのコンサート。たくさんの男性が行列を作っています。壁面に大画面があり、そこにランダムに数字が映し出されます。そこに数字が表示された人が、1〜3までの前列に座ることができるのです。チケットを見せ、ボディチェックを済ませた客たちが走って、会場に入っていきます。


ムハマドさんは、140回会場に来ているそうです。

”彼女たちはAKB48の妹グループ、JKT48です。AKB48は、この産業そのもので、常にチャートのトップを走っています。年に数百回の公演をこなし、アニメシリーズも持っています。東京をベースとした女子グループはたくさん生まれ、アジアで約12の姉妹グループが存在します。その、最初であり最大の場所が、ここジャカルタです”


公演ではMCがあり、彼女たちの個性を知ることができます。にこやかに、そして和やかに彼女たちが話をします。

”コンサートでは、とても自由なんです。パンクのライブよりも落ち着いています。誰も頭をぶつけたりしません。誰も怒らないし、スラム・ダンスもしません。男っぽいダンスや動きもなく、ただただ公演を楽しむことができます。時に、ここはパンクのライブなどよりも自由になれます。パンクのライブでは、ある感じで動かないとパンクではないですからね。僕にとって、こういう公演の方がパンクです。人々は、自分がどう見られているかについて心配していませんから”


ーあなたは、ご自身の推しメンに対して、兄妹のような感覚を持っているんですか?

”そうですね。一方的なものだから、彼女がどう思っているかは知りませんが(笑)。彼女たちは、自分たちの生活をほぼ毎日SNSなどにアップしています。「もうすぐ家」とか「そろそろ寝るね」とか”

”彼女たちは、僕よりも随分若い。こういうのが、ちょっと気持ち悪く見えているのも、僕は分かっています。彼女たちは働いていて、お金を稼いでいます。強制されている訳ではない。僕は、彼女たちの音楽を楽しむことによって、彼女たちの努力に感謝しているんです。でも、もちろんここには境界線があります。人々は、近づき過ぎようとするんです”


認められない恋や、遠い存在である人への愛についての歌詞は、アイドルととても近い距離にいるのに、やはり遠い、というたくさんの男性の気持ちと不思議にリンクしています。この現実から離れた瞬間は、憧れへのナイーブで純真な時間なのです。それが一見気持ち悪いものだったとしても。



ファンの家に行く

ムハマドさんの家にお邪魔しました。部屋の棚には、J-POP、K-POPのCDコレクションが並んでいます。そして別の棚にはパンクロックのCDが。

JKT48の写真もたくさん置かれていました。5種類のランダムな写真が入っている、写真パックというのが売られていて、それを買っているそうです。ムハマドさんは、友人と写真を交換し合っているとか。小さい頃に流行ったドラゴンボールカードと一緒ですね。


アルバムの中には、彼と推しメンが一緒に写ったポラロイド写真もありました。

”まるで、恋人同士のようにポーズをとっているんですよ”


彼女たちがグループに入るのは、15〜16歳だそうです。

”JKTファンの中には、僕と同じようにアングラ音楽を好きな人もいるんです。僕たちは時に、JKT48の世界にアングラ文化を持ち込むんです。同人誌とか。同人誌は、個別メンバーに焦点を当てます”


”僕は、JKT48のコンセプトはパンクロックの核であるDIYに似ていると思っています。

彼女たちがデビューした時は本当のアーティストではなく、自分たちのやっていることもよく分かっていません。ダンスの動きも間違っているし、歌もダメ。ステージで緊張してるしね。彼女たちを見ると、「ああ、この子たちは何者かになろうとしている普通の子だな」って思うんです。それって、パンクの子たちと似てるんですよ”

ー人間性が見られるんですね。

”そう、彼女たちは人間なんです!完璧であることを求められていません。僕がAKB48や日本の一般的なアイドルについて理解しているのは、彼女らのセールスポイントは個人的な関係性だということです。僕たちは近く感じていますが、実際は違います”

ーちょっとした幻想ですよね?

”そうです。僕は彼女たちを見て、彼女たちは僕が見ていることを知っています。僕がコントロールできないのは、彼女たちの動きだけです。そこには境界があって、それが存在していることも分かっています”



握手会イベント

この日、僕たちは、JKT48の握手イベントにやってきました。40,000ルピアで、好きなメンバーと10秒間対面ができるのです。会場では、48のブースが設けられ、それぞれにメンバーがいて、そこに握手をしたいファンたちが並びます。

ここでも、ムハマドさんに会いました。

ー今の気持ちはどうですか?こういうイベントには何度も来ているから慣れていますよね?

”でも、今日並んだメンバーと握手をするのは久しぶりだから、ちょっと緊張しています。何を話したらいいんだろうって(笑)”


JKT48は民主主義的で、次のアルバムに参加できるメンバーはファンの投票によって決まります。メンバーは、自分たちのポジションを守るために、継続的に自分を売り込む必要があるのです。


ムハマドさんの握手の番がやってきました。

(ムハマド)こんにちは

(メンバー)あ、あなた、ご自分のビデオチャンネル持ってますよね!

(ムハマド)なんか、急に恥ずかしくなっちゃった。元気ですか?

(メンバー)はい、元気です

(ムハマド)よかった・・・何を話していいか分からないな

(メンバー)この前、私に投票してくれましたか?

(ムハマド)したよ

(メンバー)ありがとうございます

(ムハマド)どうしたしまして

(メンバー)私を選んでくれて、ありがとう

ムハマドさんから緊張を感じます。

(メンバー)私、世界で一番うるさい人でしょ!?

(ムハマド)君のステージでの新しいポーズ、あれいいよ!

このメンバーは、とても会話がうまいですね。

ここで、スタッフから時間であることが告げられました。次は、僕の番。チケットをスタッフに渡します。

(メンバー)あ、あなたもビデオチャンネル持ってる方ですね?

ーこんにちは。今回が初めてなんです。

(メンバー)本当に?

ーはい、だからちょっと混乱しています。

(メンバー)どうして?

ー何をしていいのか・・・

(メンバー)でも、私を選んでくれたんですよね?

ーはい

(メンバー)それは何故?

ーこの前、コンサートで見て・・・

と言ったところで、時間切れとなりました。

ーああ、またね!

(メンバー)分かったわ、ありがとう!


10秒はあっという間ですね。

ー多分、パンクやハードコアバンドは、握手会をした方がいいと思います。

”確かに!お金も悪くないしね”


僕は、ここには10代の女の子に魅了されたたくさんの気持ち悪いおじさんたちがいると思っていました。ですが実際には、彼らは変わった家族のようでした。

JKT48の女の子たちとの距離は思っているよりも遠くありません。

ファンたちは、彼女たちが成長していく様子を見つめています。彼らの愛とお金は、彼女たちのキャリアに直接的に影響します。ですが、もちろん気持ち悪い献身と兄的な愛との間には細い線があります。

パッと見て、良し悪しを決めつけるのは簡単です。でも、表面の下にあるものを見ることに時間をかけられたら、そこにはたくさんのものがあるでしょう。



■引用元



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海外の反応


・私はJKT48のファンじゃないけど、でも同じインドネシア人として、アイドルグループとしての彼女たちの努力に感謝してるわ。





・ついに!正しいアイドルドキュメンタリーだね!!





・素晴らしい。彼女たちがパンクを演奏してると思った。インドネシアは、アジアの中で一番たくさんパンクが演奏されてるからね。





・10秒の握手とおしゃべりタイム?チェキを買って、数分のお話タイムの方がお得な気がするけど。





・僕が12歳くらいの頃からAKB48のファンだよ。デビューした頃、彼女たちのパフォーマンスは、すっごく面白くて、興味が尽きなかった。楽しませてくれるだけでなくて、まるで親友みたいな感じなんだ。彼女たちは素晴らしいから、もっとファンが増えるといいな。





・彼女たちのコンサート、たくさん話したり寸劇みたいなのしてて、ミュージカルみたいだった。





・え〜と・・・パンクの意味、分かってる?





・べイビーメタルを思い出した(笑)





・この子たち、日本のAKBよりもかわいいね。





・最初見たとき、キモって思ったけど、全体的に不気味なビデオだった・・・。





・あはは、いい大人の男性が10代の女の子に夢中って!?ドン引きだわ。





・J-POPメタルは?インドネシア人男性は、日本の女の子とすっごくやりたいんだよ。それが理由。





・こういう男性の奥さんたちが気の毒。知らないけど、彼らはきっと奥さんたちがつまらないとか思ってるから、こういう場所に来て、美しい女の子たちを見てるんだと思う。





・男性は、いつでもかわいい女の子が好き。ブラックメタル好きな既婚の友達がいるけど、K-POPや少女時代も聞いてるよ。あはは。





・彼らを気持ち悪いって言ってる人たち。やめて。彼らが気持ち悪い行動をしない限りは、そうではないんだから。西欧の音楽が決して理解できないのは、アジアのグループとファンの関係性だよ。これが一番大切なことなの。そして、彼らは年齢で判断しないの。





・J-POPに関して、業界がこの若い女の子たちをいつでも守って欲しいと願ってるよ。冨田真由についての記事を読んだのが忘れられない・・・。





・いや、全然キモいから・・・。





・お、JKT48だ❤︎大好きなんだよ〜〜〜!!!



ひとこと


インドネシアは日本より大きい規模でジブリ展を開いたことがあります


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