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概要


東京ールーレット族の世界


これは日本の車についてのアンダーグラウンドシーンについての、僕個人の経験談です。

豊富な文化、レーシング、ドリフトなどストリートの歴史について触れていきます。


東京では、峠が少なく、住居費用が高いため、違ったタイプのサブカルチャーレーシングが発展しました。舞台となるのは、都心環状線C1です。パワフルで、エキゾチック、そして高スピードを出す様々な車たちが集まってきます。



大黒埠頭ー車文化のメッカ

今回は友人と一緒に、日本の車文化のメッカである大黒埠頭パーキングエリア(以下、PA)にやって来ました。時刻は午後10時、とてもたくさんの車で賑わっています。集まっている車も様々です。車体に大きなイラストの描かれたものから、ライトが紫のものもー。


PAの頭上は、螺旋状の高速道路に囲まれています。ここは、東京ドリフトや日本の車文化が見られる場所です。

ここに集まる人々は、世界最高のウィークリー車ショーのように、車を見せに来ているのです。ですが、一部のルーレット族の人々がここをスタート地点としているのです。


この晩の大黒埠頭では、驚いたことに、環状族の中でも悪名高いNO GOOD RACINGチームのステッカーの貼られた車が来ていました。環状族とは、西日本の無法者たちのチームで、乗る車はホンダだけです。



環状族

その車の持ち主はNO GOOD RACING関東のメンバーとのことで、話を聞いてみました。

”もともと、環状族の始まりは暴走族。暴走族を卒業して、環状族になった。昔は走って喧嘩するって感じだったんですけど、中には本気で走って警察とバトルすることもありました。今は警察と勝負するってことはあんまり無いですが。昔高速で先輩たちがやっていた文化を真似したり、それを絶やさないために、みんなで走って盛り上げているんです。文化を守ったり、チームのステッカーにも歴史があるからそれを守っています。この活動はまだ無くならないですよ。シビックがある限り続いていきます”。


”なぜホンダだけなのか?先輩に聞いた話だと、もともとは車体が20万、30万で買える程安かったそうです。安いのを買ってきて、レース仕様に改造していたんです”。


”仲間で楽しく、速く走る。走るための車だから、走って楽しむ。今もたまに走っています。C1環状線とか、横浜環状線ですね。大黒埠頭をスタートして、みなとみらいの方へ行って、回って戻って来る、という感じです”。

”関東NO GOOD RACINGとして正式に走っているのは、4台。違うチームだけど仲良く走っている車を含めると10台弱くらいですね。チームに入るのは、走っていることが条件です。ファッションでシビックに乗っているのではなく、高速道路を走っていること”。

彼の車の中を見せてもらいました。車の後部座席にはタンクがありました。このタンクは、走っている時にガソリンが寄らないようにするためのものだそうです。

また、運転席側の窓にはネットが付けられていました。これは、レースをしている時に車が転がってガラスが割れることがあります、そこで手が飛び出て千切れてしまうことを防ぐためのものだそうです。


これは車だけの話ではありません。人、そして文化そのものです。日本社会の素晴らしい一面なのです。しかもこれは、普通の生活からは隠れた部分です。実際にこれらを見られるのは、とてもワクワクするし、最高です。



車に付けられた”印”

車には、たくさんのブランド名の書かれたステッカーが貼られているものもあります。これは、車文化にとって無くてはならない部分です。

このステッカーのブランドは、地元のガレージ、地元のチームのものなどです。これらを人と交換しあったりするのです。まるで旗のような存在で、どこのチームをサポートしているか、好きな場所はどこなのか、どの系統なのかーを示しているのです。


クリスマスツリーの形をした小さな飾りが車に付いているのをたくさん見かけました。12個付けていたり・・・。持ち主に聞いたら、これは名誉の印のようなもので、たくさん持っていることは、名誉なのだと教えてくれました。


大黒埠頭付近は、かつてストリートドリフトのメッカでした。10年前は、とても激しく行われていました。週末になると、それを見にくる人々で賑わっていたのです。

ですが、最近は警察が厳しく取り締まりを行い、ドリフトをするのが難しくなりました。今は勇気のある車が1台か2台ドリフトを行ない、ギャラリーに対してショーを行なっています。この日も他にほとんど車のいない路上でドリフトが行われていました。



ルーレット族

これから東京都心、ルーレット族のいる辰巳PAに向かいます。彼らはC1環状線を走るのです。ルーレット族にはあらゆる職業の人々がいます。リッチなビジネスマンもいれば、ストリートの無法者であるNO GOOD RACINGのような90年代のスポーツカーを運転する人もいます。ここでは、お金や地位は重要ではありません。大切なのは、技術、幸運、そして勇気です。


ルーレット族は非常に速く、高い技術を持っています。普通のドライバーは全く歯が立ちません。ものすごい速度で他の車を追い抜きながら駆け抜けて行くのです。

他の運転者の懸念である大きな事故の発生については減少しており、これは、ほぼ間違いなく警察による秘密裏の取り締まりがあるためです。ルーレット族は、警察の監視下の元、暗に活動の継続が許されているのです。彼らの活動は既に10年以上続いています。これは、パワーバランスが保たれているのがわかる場面であり、最もおもしろい日本の一面なのです。


深夜2時、箱崎PAにやって来ました。ここは、たくさんの休憩場所が集まっている所で、ストリートレースにおいて、最もハードコアな人々が集まってくる場所です。彼らはとても真剣で、速さを誇りとしているのです。大黒埠頭は車を見せるために集う場所でしたが、ここはレースの偉業が行われる場所なのです。通る車は全てハイパワーのスポーツカーばかりです。


今夜の冒険を通して、僕はルーレット族について理解し始めることができました。彼らは環状に命を賭けています。スリルのための人もいれば、文化を守るための人もいます。


■引用元



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海外の反応


・NO GOOD RACINGについてのドキュメンタリーを撮れたら、素晴らしいだろうなあ!!!君はすでに本物のメンバーに出会ったんだから、これは良いスタートだと思う。





・俺の目のせいなのか、本当にそうなのか、東京の車は綺麗で、輝いて見えた(笑)





・これは、ビデオ界においても、車文化においても最高にかっこいいビデオ!!!





・環状族についてのビデオを待ちわびている俺らのためのビデオだ!





・環状族ドキュメンタリーを絶対見たい!!アニメの湾岸ミッドナイトとリアルな場面を比較できるよ。





・ワシントン州シアトルから叫ばせてもらう。俺らはこのチャンネルが大好きだよ。君のビデオの伝える車文化は魅力的で、インスパイアされる。シアトルでの車シーンは割と大きいんだけど、文化に欠けているし、日本みたいな多様性が無いんだ。このビデオは初めてめっちゃ惹きつけられたものだよ。これだけは言える。もしもこれがテレビ番組だったら、毎回2度見するってね。





・俺クロアチア住み。ここでは、ストリートレーシング、ドリフトとか色々見られるけど、めっちゃ嫌い。日産スカイラインを人生で一度だけ見たことあるけど、ものすごくかっこよかった。まじで車や車文化が大好きだし、いつか日本に行ってみたい。そして、車の喜びが繋がっているところを見たい、日本の道でのレースを見てみたいよ。





・ジャマイカより!このビデオは、俺の本当に見たかった文化が捉えられてた。





・NO GOOD RACINGについて、もっと知りたいよ〜〜〜!!!





・このビデオ、最高だよ。だって、おかげで日本のストリート文化を垣間見ることができたんだから。





・俺の子供の頃からの夢だ〜〜〜。C1環状へ行って、日本文化を全て見ること!!蔑むことなく楽しむこと!アメリカは、みんな蔑んだり、批判したりするからね。





・これ見たとき、ゲームの”首都高バトル”をなぜか思い出した!



・車文化の最高峰といえるよ。僕も生で見てみたい!





・このビデオからは、知識と情熱が感じられた。よくできていると思う。





・文化を守ること。ドイツ人は彼らから何かを学ぶべき!そして、他の左翼社会もね・・・。





・僕が思うに、日本の車文化で最も興味深いことは、警察が族が事故を起こさず、人々の危険に晒さないってことに信頼を置いてることだね。





・日本へ行って車文化を実際に見ることが俺の夢だわ。



ひとこと


日本人だと怖くて近寄れないので外国人の立場をうまく利用したドキュメンタリーだったと思います


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