概要
マンガ専門学校に行って良かったポイント
今回は、漫画専門学校ついて、漫画アシスタントのMikey(マイキー)さんにお話しを伺います。
漫画家を目指せる専門学校に入学する=将来漫画家になれるという約束はないのですが、漫画専門学校に行くメリットや、アドバイスを紹介します。
1. 専門学校の3年間でどのレベルまで達する?
年数というよりか、やったかやらなかったか、が大きいです。全然描けなかった人が描けるようになることもあります。絵を上手に描くことも大切ですが、漫画家は自分でスケジュールを組んで作業しなければなりません。自分に甘えれば、「今月は出来なかったから、来月、そしてまた来月・・・」という風にもなってしまいますので、スケジューリングや気持ちのコントロールをする方が大変だと言えるでしょう。
2. 全く絵が描けない人も教えてもらえるのか?
はい、教えてもらえます。プロの先生からきちんと学び取れば描けるようになります。
3. 英語で授業する漫画専門学校はある?
日本にある学校では日本語のみです。在学中に外国人の生徒がいましたが、彼らにとっては、言葉を覚えたりニュアンスを理解したりするのが難しいと思います。
4. 3年後に必ず仕事はある?
必ずという約束はありません。しかし在学中にプロデビューしたり、アシスタントに行き始めたりするケースもあるので、年数はあまり関係ないでしょう。描くことを続けていくことでいつか花開くこともありますし、漫画界の人との出会いがあると思います。
5. 在学中に連載するには?
運が重要なポイントですね。丁度雑誌に応募があったり、業界の人に出会ったりすることで、タイミングが合えば連載のチャンスはあると言えます。
6. テクニックと運の割合は?
半分半分ですね。また、絵は個性的でなければ、練習によって上手くなります。どちらかというとお話作りが重要です。
7. 学校では解剖学は必要?
いいえ、必要ではありませんが、デッサンやデザインなど、一通り経験を積みます。また卒業後は同じ学校で、先生をしていました。自分が習ったことを教えることにより、更に勉強になりました。
8. 業界人に会えるよりよい学校は?
あまり専門学校は関係ないと思います。この業界に入って、知り合いが増えることの方がいいですね。
9. 学校に行かずに漫画界に入るのはどれくらい難しい?
日本の場合は、そんなに難しいことではないです。雑誌のアシスタントの応募欄や、ネットでも募集を見つけることができます。それに応募して合格すればいいわけです。
10. 仕事を志願するにあたり、何を提出するべきか?
応募の要項によります。ある作家は自然物や背景を提出して欲しい、また別の作家はビルや建物の絵を提出して欲しいといった具合です。
11. 漫画専門学校の費用は高い?
はい、高いですね。しかし専門学校は2年制や3年制の所がありますが、必ず2年、3年行かなければならない、というルールもありません。
12. 3年を1年に凝縮することは可能?
可能です。1度社会人を経験して、自分で貯金をして校に入学し、先生に頻繁に質問したり様々な事を短期間で吸収したりして、1年や2年で辞めていく人もいます。
13. 専門学校に行って何が一番役に立った?
お世話になった先生や、今も漫画業界で活躍している友達に出会えたことです。
14. 学校に行かずにどうやって上達できる?
スケジューリングをしっかりとすることです。学校では締め切りのある課題等に縛られることがありますが、個人の場合は自分でやっていかないといけません。
15. アシスタントとしての経験は必要?
アシスタントをした方がいいというルールはありません。ただ、自分がアシスタントを使う側になると、アシスタントを経験しておけば、どうやって人を使うかが分かっているので、やっておいた方がいいと思います。
16. 学校に行く、行かないに関わらず、漫画界に入るのはどのくらい難しい?
同じ学校だった人が30人いますが、今も業界にいるのは2~3人です。業界にいるには、絵を描くのを続けること、スケジューリングをしっかりすること、後はストレス解消やメンタルを守ることが大切になります。
■引用元
海外の反応
・学校は単にモチベーションを上げてくれる所。後は自分の勉強次第!
・なぜもっと早くこのチャンネルを見つけなかったんだろう。とにかくとても感謝しています。役立つ動画ばかりだし、見ていて楽しいです。
・あなたたちの動画にとても感謝しています。漫画家になりたいと家族に言っても反対されましたがこの動画を励みにし、諦めずに頑張ります。
・学校での教育はガイドに過ぎず、プロになるために必ず必要なことではないが、自分の行きたい道から逸れるのを防ぎ、その道の人との出会いなどのコネクションを与えてくれます。結果を出せるなら、学校に行くことはどちらでもいいこと。自分次第ですね。
・質問者の質問の仕方も、回答者の丁寧な回答もとても好きです。本当に素晴らしい動画!
・なんて有益な動画でしょう!この動画を上げてくれて本当に感謝しています。マイキーさんの正直で、地に足がついた様な回答がとても好きです。欧米人は、漫画界のことを知らないので、漫画家になるために非現実的に考えがちです。この動画のお蔭で、絵や物語作りの具体的な目標ができました。
・とても面白い動画です。1人だとスケジューリングが大変ですね。クラスにいた外国人がどうなっているか興味があります。
・動画をありがとうございます。人生で最高の15分間でした。
・とても素晴らしい動画です。インタビューする人は、私が聞きたかったことを全て聞いてくれました。
・この動画はとてもためになります。漫画家の人に実際お会いしてみたいです。
・素晴らしい動画です。アシスタントが実際何をしているかについての動画も見てみたいです。
・役立つ動画をありがとうございます。最近丁度この話題が頭の中にあって、とてもいいタイミングでした。マイキー、本質的な言葉で私を勇気づけてありがとう!
・素晴らしい!!英語の字幕をありがとう!
・また動画がアップされていて嬉しいです。このチャンネルはもっと多くの人に見てもらうべきだと思います。
・ストレスとうまく付き合うことも大切なんですね。
ひとこと
日本人で専門学校に通おうか迷っている人にも参考になる内容だったと思います。マイキーさんのTwitterアカウントはこちら。主にジャンプ作家のアシスタントをしているようです
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コメント
中国かアメリカ行けよ
学校の数減らすのは無理だろう
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