
概要
大相撲 名古屋場所
今日は名古屋城の隣で開催された大相撲名古屋場所1日目のハイライトをお届けします。まずは前場所で5度目の優勝を果たした、横綱・鶴竜からトロフィーが返還されます。
横綱・稀勢の里は残念ながらドクターストップで初日は欠場です。真夏の暑い中、会場は多くの観客で埋め尽くされています。
最初の取り組みは琴恵光と朝乃山です。新入幕の琴恵光は11年かけて幕入りを果たしました。両者粘りの戦いでしたが、最後は朝乃山が土俵際で突き落としで勝利しました。琴恵光の初勝利は2日目以降に先延ばしになりました。朝乃山が得意とする右手からのまわし掴みで琴恵光を揺さぶり、先輩の強さを見せ受けました。
次の取り組みは佐田の海と阿武咲です。初対戦の2人です。阿武咲が立ち合いから持ち前のスピードを生かし、押し出しで勝利しました。
次は妙義龍と旭大星の取り組みです。前回の対戦では妙義龍が旭大星を下しています。妙義龍の一方的な攻めで最後は押し出しで勝利しました。旭大星も前に攻める姿勢を見せましたが、妙義龍が見事に押さえました。
次は宝富士と千代大龍の取り組みです。対戦成績は7勝5敗で宝富士が勝ち越していますが、ここ2場所は千代大龍が勝利しています。千代大龍得意の左手外側からの攻めを防ごうと、宝富士は千代大龍の左手を内側に入れようとしましたが、なかなかうまくいきません。
最後は右側から千代大龍が攻め、押し出しで勝利しました。
遠藤と嘉風の取り組みに移りましょう。対戦成績はほぼ互角ですが、6勝5敗で遠藤が優勢です。初めは嘉風の突っ張りで遠藤を追い込み、小手投げを試みますが失敗に終わり、逆に腕をつかまれて遠藤が寄り切りで勝利しました。
次は大翔丸と輝の取り組みです。どちらも自己最高のランクについており、前回の取り組みでは大翔丸が輝きに勝利しています。輝が取り組み後すぐに左から攻め、逃げた大翔丸に休む暇を与えず押し倒しで勝利しました。
魁聖と貴景勝の取り組みです。貴景勝が初めから両手で押しにかかりますが、魁聖はびくともせず、逆に肩の力を使い押し出しで勝利しました。
阿炎と御嶽海の取り組みです。2度目の対戦で、前回は御嶽海が押し倒しで勝利しています。阿炎も初めから両手で攻めますが少し位置が高く、御嶽海の低い位置からの攻めに耐えきれず、最後は御嶽海が押し出しで勝利し、多くのファンからの声援を受けました。
逸ノ城と千代の国の取り組みは両者の80キロの体重差がどう影響するか注目です。対戦成績は逸ノ城の3勝2敗で、千代の国がどう逸ノ城と距離をとって相手のバランスを崩すかがポイントです。千代の国が立ち合いから逸ノ城のバランスを崩し、送り出しで勝利しました。最後は逸ノ城が歩いて土俵を降りるように見えました。
続いては勢とジョージア初の大関・栃ノ心の取り組みです。初入幕から60場所目での昇進は最も遅い昇進です。立ち合い後すぐに栃ノ心得意のポジションに持ち込み、寄り切りで勝利しました。初大関の場所での優勝は2006年の白鵬以来として期待がかかります。
次は琴奨菊と大関・高安の取り組みです。今場所、大関のポジションを維持するため、高安は8勝以上の勝ち星が必要となります。立ち合いは琴奨菊が優勢で高安は高い位置でしか組めていませんでしたが、そこから持ち直し土俵際で琴奨菊をかわし、突き落としで勝利しました。
次は3人目の大関・豪栄道と正代の取り組みです。豪栄道は高安と同様に8勝以上の勝ち星が今場所必要です。両者互角の取り組みで、土俵際どちらもバランスを崩しましたが、最後は正代の送り出しで幕を閉じました。
次は横綱・白鵬に玉鷲が挑みます。対戦成績11戦全勝の白鵬は自身41回目の優勝に向けての初戦です。両者立ち合いからのぶつかり合いの後、玉鷲が横綱を追い込みますが、最後は白鵬がすくい投げで玉鷲をかわしました。先にまわしを取れなかった時の白鵬の切り替えの早さには脱帽です。白鵬の史上初の1000勝の記録にも期待がかかります。
初日の結びの一番は横綱・鶴竜と松鳳山です。対戦成績は鶴竜が優勢ですが、ここ最近はシーソーゲームが続いています。鶴竜が立ち合いから攻め、松鳳山のバランスをうまく崩し、突き出しで勝利を収めました。鶴竜は自身6度目の優勝に向け、いいスタートとなりました。
海外の反応
・稀勢の里が横綱になったのは彼にとって良くなかったんじゃないかと思う。横綱になってからよりもなる前のほうが活躍していた。
・稀勢の里はいい横綱だけどケガに苦しんでるよね。早く完治して9月場所での活躍を期待したい。
・3人中2人の横綱が出場していていい初日の幕開けだと思う。贔屓の力士の番付が下がってしまってショックだが、名古屋場所で活躍してまた昇進してほしい。
・稀勢の里は欠場が多すぎる。怪我が治らないなら引退かまたは横綱の称号を諦めるか考えたほうがいい。
・いつも疑問に思うんだけど、負けた力士がまた土俵に上げるときに差し伸べられた手を無視して、自力で戻ってくるのはなぜなんだろう。相撲の文化では手を借りちゃいけないのかな。
・高安が初日に買ってくれて嬉しい。でも痩せたことによって腕も細くなって、前みたいな力強い相撲出ないのが残念。
・阿武咲が戻ってきてくれて嬉しい。彼はすごく応援したくなる力士だ。
・早く大相撲が見たくて2か月首を長くして待っていたよ。
・誰が相撲はつまらないとか嫌いって言うんだろう。もっといい取り組みが見たい。
・栃ノ心に今場所は優勝してほしい。
・番付がだんだん固定されてきたように思う。今場所はまた番狂わせで横綱以外にも優勝候補がたくさんいるから面白い場所になりそう。
・佐田の海と阿武咲の取り組みでの頭突きは結構激しかったけど2人とも大丈夫だったのかな。
・編集なしで全試合を紹介してくれてすごく嬉しい。
・どの力士も初日からいい取り組みをしているね。力の差がなくなってきているように感じるから誰が勝つか毎回想像するのが楽しみ。
・栃ノ心がいいスタートを切れてよかった。明日もぜひ勝って勢いに乗ってほしい。
ひとこと
顔写真と身長体重教えてくれるのいいですよね。それにしても、視聴者層のガチ感ハンパない
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コメント
ビデオで判定する現状ならそれほど盛り上げる必要性はないはず
相撲ってのはお客さんの為に作られた完全な見世物
元々は軽業とかお化け屋敷と同じ扱いで、今みたいな堅苦しさは一切なかった
元々は神事ですが・・・?
少しでもファンを増やす効果があるはず
マイナースポーツのファンは少数精鋭になりがちだよね
(それがメジャー化すると「ニワカが増えた」と愚痴る古参が出てくるのもテンプレ)
思い出補正もあるだろうけど、昔の取組でこんな表示されてさ、海外向けに発信されてたら現状の大相撲とは少し違ったファンもついてた気がするな。
30年くらい前だっけ?フランスだかで興行した時に、寺尾(突っ張りの回転の速さからタイフーンと渾名)とか霧島(ジャパニーズ・アランドロンw)、水戸泉(ソルトシェイカー?)とか人気だったみたいだけど。
海外の人に、富士桜-麒麟児のバチバチ合戦とか北天佑-小錦のメンチ合戦とか見て欲しいわ。
格闘技っぽいのならアベマの方がすごい
現代の大相撲のルーツは、江戸時代の勧進相撲であって、神事の相撲とは関係ない。
ちゃんと日本語読みなのがいいな
↑
悔しいからだろ
疑問に持つほどのことじゃない
退屈な相撲中継が面白く見える!
なぜ気づかなかったんだろ
Abemaで見たらいいんじゃない?
ちょっと前に格ゲーのキャラ紹介風にして話題になってたし
どこが?
本スレのコメが日本の相撲ファンと変わらなくてみんなどこの人なんだろう
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