
概要
シビックTypeRとNSXが復活!どっちがより楽しい??
今日は、新しいホンダ車2台ー2017年ホンダシビックTypeRと、2017年アキュラNSXを用意しました。乗り比べたりして、どちらが楽しい車かを探っていきます。とは言え、これは競争ではありません、それぞれ全く違う車ですからね。
ホンダは本当に彼らのこれまで築いてきた良さを見失ってしまったのでしょうか?これからそれを確かめていきたいと思います。
外見(NSX)
アキュラNSXは、ホンダのスーパーカーです。2005年に次世代制作を止めたため、アメリカでは長い間見かけることはありませんでした。アキュラがNSXを2017年に再リリースした時、たくさんのファンを勝ち取りました。販売価格は約200,000ドルからとなっています。今日乗るのは、とても魅力的な深いブルーパールカラー(6,000ドルのオプション)で、フル装備のものです。
デザインは、同様の市場にある他のスーパーカーに似ています。流れるような形はとても空気力学的です。そして、車高が低く、幅広です。
このNSXは、フェラーリっぽさのあったオリジナルモデルとは見た目が異なっています。個人的には、アウディR8のようなデザインだなと感じます。
オプションのカーボンセラミックブレーキの付いたグレーのホイールも魅力的。後輪は19インチで、前輪は20インチです。
ミッドエンジンで、これは昔のNSXから引き継がれています。後ろから見るととても大きく見えますが、全体的な長さはそこまでではありません。後部の見た目がより魅力的です。とても独特な見た目で、売り出されてもう2年ほどになりますが、置いておくととても注目を集めます。
外見(シビックTypeR)
さて、TypeRですが、こちらは全く違ったクラスの車です。販売価格は、約35,000ドルから。そして、NSXに比べるとオプションはほとんどありません。
2リッターターボ、FWD、AWDです。
NSXの隣にあると、バンのように見えます。とても背が高く、とても幅広です。通常のシビックより3インチ幅が広いのです。
2つを並べて見ると、ヘッドライトはとても似ています。シビックは通常のLED、アキュラはジュエルアイプロジェクタービームLEDですが。シビックは、炭素繊維がフロント部分の一番下に付いています。
見た目について、シビックの方が良い、という人が多いでしょう。NSXは、より大人向けであり、高級感のあるスーパーカーです。ホンダがデザイン性を失ったか?と言えば、そんなことは無いと思います。見た目は、オリジナルらしさも残しつつ、モダンで、現代社会においても際立っています。
エンジン(NSX)
2つの車は、エンジンルームを覗くとその違いが良くわかります。
NSXのエンジンルームは後ろにあります。フロント部分にはラジエーターやホース、前輪向け電気モーターが入っています。
後ろのフードを開けると、炭素繊維のエンジンカバーが現れました!こちらは4,000ドルのオプションです・・・個人的にはカバーにこの値段はちょっと馬鹿馬鹿しいかな、とも思いますが・・・。少なくとも、プラスチックなどではありません。
3.5リッター、ツインターボV6エンジンです。75バンク角、500馬力、トルクは479フィート・ポンド。電気モーターは3つあり、普通のエンジンと電気モーター合わせたアウトプット合計は573です。9速、デュアルクラッチトランスミッションです。
ガソリンエンジンは後輪のみなので、後輪にバイアスがかかっているように感じるでしょう。燃費については、スーパーカーなのであまり気にしないかもしれませんが、ハイブリッドなので、街中では21、高速では22です。
エンジン(TypeR)
こちらは昔ながらのエンジンルームです。
アメリカでは、初めてのターボチャージTypeRです。2リッター、VTEC、306馬力、トルクは295フィート・ポンド。3,100ポンドの重さの車にしては、とてもパワーがあります。NSXは3,900ポンドなので、重さにも大きな違いがありますね。
TypeRはFWD、6速マニュアルで、こちらの方が昔ながらのホンダらしさが生きている気がします。
ドライブ(NSX)
次は、運転した感じがどうかを見て行きましょう。
NSXは、とてもシンプルだったオリジナルモデルと比べてずいぶん違うタイプのスーパーカーです。オリジナルは、マニュアルトランスミッションで、高速V6エンジン、VTECが付いていて、今日においてもパワフルな車です。
このNSXは、オリジナルモデルだけでなく、別のどのホンダ車とも違います。スポーツモードで走っていると、インサイトやプリウスなど他のハイブリッド車のような感じがします。なんだか、ちょっと変ですよね。スーパーカーを買う人が、プリウスモードや静かなモードで運転したいか、と言うと・・・。そんなことは無いように思います。
運転の質はとても良いです。そして、日常使いとしても快適です。ここは、昔からのNSXの特徴と同じです。
モードをトラックモード・ローンチコントロールに切り替えると・・・おおおっ、エンジン音が急に変わりました!ホンダでローンチモードのあるのは、このNSXだけです。3秒の間に、ありえないくらいの変化を見せてくれます!モード切り替えで全く違う個性が出てくる車は、なかなかありません。
低速トルクがとても強いです。スポーツプラスモードにすると、エンジン音が素晴らしく響きます。
これまでと違った運転をしたい、と言うなら、NSXがおすすめです。まさに近代的なコンピューターで、とても電気的で、新しい運転の形を届けてくれます。
ドライブ(TypeR)
エンジンをかけると、エンジンスタート音など、昔ながらの感覚を感じます。
最もアグレッシブな、プラスRモードに切り替えました。素晴らしいエンジン音です。この車は、FWDですが、偏りは感じません。まるでAWDのように運転することができます。NSXは後輪傾向が強いです。
ハンドルの動きが素晴らしいです。ハンドルが少しだけ引っ張られるのを感じますが、それも道路などの状況次第です。
NSXは非常にアグレッシブなローンチコントロールが付いていましたが、TypeRにはそのようなものは付いていません。代わりに、スタビリティコントロールを切り、クラッチを入れ、1ギアに入れ、アクセルを踏めば、3,500rpmまで速度を上げることができます。クラッチを緩めれば、パワーを減らすことができます。
そんなに良いローンチではないため、FWDであることを思い知らされますね。トラクションコントロールに戻して、プラスモードを使えば機能をより高めることができます。
6速シフターは素晴らしく、S2000シフターを思い出します。クラッチも使いやすいです。
ハンドルとタイロッドはNSXよりも素晴らしいです。重くて、より繋がっている感じがあり、フロントタイヤの動きが良くわかります。NSXよりもハンドル部分において、より直感的なのです。NSXはテレビゲームのようで、直接繋がっていない感じがします。
コーナーを高速で走っていても、タイロッドのおかげでグリップが効きます。NSXに乗っている時は、こんな風に速く走れるなんて感じませんでした。とても安心して日々の道路で運転できます。
NSXは、ちょっとパワーがありすぎるのです。TypeRの方が、よりおおらかで、本能的。とても活き活きしていて、直感的・・・これは、最近の新しい車が失っているものです。
これがTypeRの運転を楽しいものにしているポイントだと思います。この値段なので、とてもお買い得です。
レーストラックでも、普通の道でも運転をしましたが、非常に素晴らしかったです。日常使いには完璧だと思います。実用性、後部座席の十分なスペース、そして他とはちょっと違うもの・・・僕が日常用の車に求めるもの全てが揃っています。
両方の車に乗った後、僕としてはシビックTypeRの運転の方が好きだと分かりました。ホンダらしいパフォーマンスを見せてくれる車です。
この車に乗って、ホンダは彼らの受け継いできた良さを忘れたわけでは無いことが分かりました。これからホンダがどんな車を出していくかが楽しみです。
S2000、プレリュードの新作はどうなるでしょうか・・・?僕はオープンカーが好きなので、ぜひ新しいオープンカーを作って欲しいですね。
海外の反応
・みんなが元のNSXがシンプルだったって言ってるのを聞くとイライラする。発売された90年代始め頃・・・当時においてはシンプルじゃなかった。今から見ればシンプルってだけだよ・・・。
・NSXが明らかに見た目も最高だし、路上で人の目を引くスポーツカーだと思う。
・両方素晴らしい車!ホンダがこんな楽しい車に時間とお金をかけてくれたことは、とても幸せよ!
・S2000とプレリュードのリメイクもワクワクする。時間が経った今でも、プレリュードを愛しているよ。
・シビックTypeRー1年中楽しめる車、NSXーすぐにでも抱かれたくなる車
・違う。S2000、プレリュード、アコードクーペが戻ってくるまでは、ホンダの復活は認めない。
・お願いだから、インテグラを復活させてくれ〜〜。
・CRXはどこ・・・。
・シビックは日常使い、NSXは週末用。これが夢の使い方。
・NSXのモーターを他の通常の車にも付けて欲しい。
・新しいスープラが待ちきれない・・・。
・どちらも素晴らしい車。どちらも大好き。もしもお金があれば、両方買う。ホンダは日本の最高の車ブランドだと思う。大好きだし、尊敬してる。
・これは、セクシーなシビックだと思う。
・ホンダは、TypeRをAWD、オートマでも出すべきだったと俺は思っている・・・。
・TypeRこそが至高。
ひとこと
日本車はマニアのコメントが毎回が熱いですね
> ・シビックは日常使い、NSXは週末用。これが夢の使い方。
贅沢すぎでしょ。まさに夢
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コメント
済まんな。
2JZやないねん。
つかドイツ(オーストリア)製やねん。
首開発者もBMWやねん。
トヨタはハイブリッド技術だけ出してんねん。
こんなあほ初めて見たわ
運転して面白いかどうかだけなら、それこそ86とか、極論軽トラってことになるからな
街中21mpg 約8.9km/l、高速22mpg 約9.4km/l
しかもシビックなのにデカ過ぎるし、NSXなのに重過ぎ・
今現在はミニバンのユーティリティに堕ちてステップワゴン乗ってますw
公道でフル加速でインプレッションする?しかもスポンサー付きで?
自由過ぎるなアメリカはw
運転する楽しさは昔のタイプRらしさがある。
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