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概要


匠の技:日本の傘づくり


今では数が減り、1%未満しかない国産の傘。その傘づくりを支えるのが小宮商店の傘職人さんです。その職歴は60年以上のベテランです。



傘づくりの工程

一枚の生地から傘の仕様に合わせて、コマを1つ1つ切り出していきます。これによって、傘のフォルムが決まります。型に合わせて生地を裁断していく、リズミカルなシュッシュッという心地いい音が響きます。切り出した布に傷や染みがないかを丹念にチェックします。


年季の入った丸太と道具の数々。それらを使って、部品となる小さな生地をくり抜いていきます。


作業は職人の奥さんと分担されており、ここからは奥さんの仕事。切り取った生地をミシンで縫製していきます。下糸のない、傘専用のミシンです。わずかなずれやよれがないよう、とても慎重に行います。菊座を縫うようなとても細かい縫物は、手縫いです。小さな部品を心を込めて、丁寧に塗っていきます。


次は職人による縫いの工程。糸を撚って、ロウびきの糸を作ります。こうすることで、糸が一本になり、ロウによってスムーズになるのです。



使い手への思いやり

だぼという、傘の骨組みの関節部分に、小さな布を巻きつけて縫っていきます。これによって、だぼが生地に密着せず、汚れが付きづらくなるのです。


次はろくろ包みの取り付けです。開いたり閉じたりする時に手に当たる部分に布を当てることによって、手が痛くなくなり、使い心地が良くなります。そして見た目も美しくなります。


そして、生地と骨を合わせます。これは天かがりという作業で、こうすることで傘が壊れにくくなります。良い傘とは、生地全体にしわや波打ちがなく、張りが良く、スムーズに開く傘です。ですが、傘づくりは同じ生地や同じ骨組みを使っても、数ミリの誤差で使い心地が随分違ってしまう、とても繊細なものです。職人は、最高の張りに仕上がるまで何度も微調整を行います。


骨と布をくっつける、中とじも手縫いで行います。一本の骨に2箇所ずつ、合計32箇所留めていきます。16本の骨が広がらないように、ネームバンドは2箇所に付けます。とんかちを使って、根本に陣笠を取り付けます。これで傘の出来上がりです。


次に手元(ハンドル)を付けます。傘の根元をやすりで表面をけずり、隙間を埋めるために糸を巻きます。手元を抜けにくくするためです。そこに手元を入れ込みます。


手元には、握りやすいようにカーブが付いています。ふさがずれないように切り込みも入っています。


職人は、経験と知見のなせる技と勘所で、傘を逸品に仕立てます。使いやすい、使い心地のいい、使う人への思いやりのつまった傘の完成です。



■引用元
https://www.facebook.com/ikidane.en/videos/1891346430938619/




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海外の反応



・日本人の高齢の人って、自分のやりたいことに制限をかけないよね!素晴らしい。この傘は傑作だよ!





・日本のこういう傘って、素晴らしいし、世界に1つだけだよね。





・なんて素敵なんだ。1つは持っておきたいね。





・友達が日本の傘が欲しいって言っていたのを思い出した。





・職人の美しい仕事!





・この傘、欲しい!





・素晴らしいわ❤これこそ本物の技術ね





・工芸の巨匠だね。素敵!





・火曜に日本橋に行くから、この商店の傘がないか、見てくるよ。





・仕事ぶりに驚いた!素敵!





・見てたら、ますます日本に行きたくなったよ。





・まさに芸術家だね。





・美しい仕事ぶりだと思う。感動した。





・素晴らしい作品だね。





・間違いなく驚くべき仕事だわ。





・これこそが本物の傘・・・こういうの、好き!





・達人が仕事をしているのを見られるのは素晴らしいことだね。



ひとこと


傘盗みさえなければ欲しいんですけどね


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