概要
なぜ刀はピカピカに磨かれているのか
刀はどうやったら消すことができるでしょうか。答えはとても単純です。刃を下に向けると、地面が映るため、刀の刃が消えて見えるのです。これは仕掛けではありません。と言うよりも、生きるか死ぬかの戦いのテクニックなのです。
日本のあるテレビ番組で、刀剣のプロである町井勲さんは、刀が地面を映すため、戦う相手が刃の長さを予想することができなくなるのだ、と説明しました。
侍は敵を一撃で切らなくてはならないため(彼らは荒くれ海賊のように、カチャカチャ刃をぶつけ合うことはありませんでした)、相手との距離が短い場合は刀の長さが命取りになることもありました。
よく磨かれた日本の刀は見た目のためだけでなく、侍の戦いにおけるノウハウでもあったのです。
■引用元
海外の反応
・日本人って、俺らが考えもしないようなことをするよね。
・すべての剣士は相手を一撃で倒さなくてはならないの。侍が特別なわけじゃないわ。
侍の剣は、同時代のヨーロッパの剣と比べると、戦争向きではないわね。おそらく、日本内での戦いのためであって、文化が交わってできていったものではないと思うわ。ヨーロッパでは長い間戦争が続いていたから、武器の技術がどんどん進化していったのよ。
・なんかアニメっぽい感じの話だね。本当に歴史上でそうだったのかは疑問が残るけど。相手が自分の鞘を気にしてみてたら、まったく意味ない話だよね?
・これは真実ではないと思う。こんな持ち方をしてたら相手の攻撃を防げないよ。
・ヨーロッパの剣の方が、かっこいいし、強いと思うな!
・↑ でも、それって消えるの??
・これって理由は、錆びさせないためだと思うんだけど。鉄って、いつも磨いてないと錆びて使い物にならないからね。
・相手の血がついたら、ピカピカじゃなくなっちゃうじゃないか!!
・刀はたいてい象徴的なもので、儀式にも使われるものだから・・・だと思ってた。
・日本の鉄は世界一ィィィィィィイイ!!!
・刀よりも、ロングソードの方がいい。俺はそう思う。
・刀が欲しいなあ~~~。
・刀は正直なとこ、だめだと思う。役に立たないよ。僕は西欧の剣派。
・これはおかしい。まず、このセオリーの筋が通るためには、地面と刀を持つ人の背景が完璧にマッチしていなくてはならない。次に、刀を持つ人が相手から見える完璧なアングルを計算できなくてはならない。もしも背の高い敵が相手だったら、違った角度にしなくちゃならないんだよ。これって、ほとんど不可能でしょ。
・↑ 最初の点については、多少は賛成するけど・・・これは通常の練習ではなくて、何らかの、例えば戦いの機会にだけ使うテクニックでしょ。完璧な地面や明るさ、という条件が揃った状況下においてね。二番目の点は、人生を剣の道に捧げているような人にとっては、練習の賜物としてできるんじゃないかしら??
・この剣って本物なの??かっこいいけど・・・。
・う~~~ん、微妙。相手が細部まで気にしない人なら、透明に見えるんじゃない
(笑)
ひとこと
嗜好品になってから磨くようになったのでは??
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コメント
すぐ死にそう
初撃大事
自分の刀のサイズやそれの攻撃範囲、間合いを相手に知らせないために
構えや色んなやり方もあるんだが
間合いってのは足運び一つで一気に変わるため余り意味が無い
だいたい副次的なもの
明治初期に残っていたの鹿児島の人だと間合い9m弱の人もいたらしい
おそらく予備動作なしで6mぐらい飛んでくる
明の時代の戦闘録に書かれてる
その多くは一代限りのものも多かった
ようは刀などを使って相手に勝てば良いわけだから
色んな技法が考え出されては消えてる
室町、戦国時代はまんま戦いの時代だから宮本武蔵みたいなのも出てるし
強い奴は藩が召し抱えてその剣術をお留め技として隠したりしてる
江戸時代になると平和なので有名な一派が道場を開いて教えるみたいな形になって
幕末の騒動で再び隆盛になって、そうとう活躍しちゃった時代になってる
柔術、柔道もこの流れに近い
外人からしたら刀は細身だから弱そうに見えるのかな。
西洋の剣よりも、日本刀の方が遥かに扱いやすいとも思うから
日本刀の方を選ぶだろうな。
実際の合戦では、槍とかの方が使われたみたいだけれど
死ぬか生きるかの死闘の最中にそんなところを見てる暇があるとは思えないよw
槍は自陣構築と前線の維持
刀は敵陣浸透と制圧
戦国時代の代表的な一戦といえば関ケ原の戦い
そんな関ケ原の戦況を知るための資料として有名な関ケ原合戦図屏風
その関ケ原合戦図屏風では西軍陣所に攻め込む東軍は
大小長短、種々の日本刀で武装している
槍は一人もいない
もちろん陣所に到達するまでの戦況では槍も用いられてるし槍もまた重要であったことは否定しない
槍は自軍の刀を敵陣までデリバリーする(もしくはそれを妨害する)のが役目
刀は槍に守ってもらいながら運んでもらい
敵陣に到達後、浸透し制圧するのが役目
制圧できなければ勝てない以上、刀は必須の武器
JAPw
この人実は結構自己主張が強くて、自分で流派を作ったり俺が初めて何か作ったとか気付いたとか言いたがる人なんだよ、この説もその一つ。
それをあたかも侍は昔からそうやってたって感じに放送したのは誤解を招くと思うな。
それによって戦い方変えますし、間合いに関しては自分の師匠は6メートぐらいは一足の間合いですね。
「西洋の甲冑」って言うけど
実際のとこ騎士全盛期の彼らの防具はホーバーク(針金で作った輪をつなげた鎖帷子)だから、それこそ二尺4寸程度の太刀で充分裂傷を与えられる程度のもの
よくイメージされるような板金鎧は騎士の時代が終わってから登場したもので「実戦に間に合わなかった」代物
そもそも「全身を板金で覆う」ってのは人間の身体的リソースの都合上
以下の二パターンになるしかない
1、マクシミリアン式のようにペラペラに薄い板金で作る・・・日本刀でも切り裂ける
2、馬上槍試合のスーツアーマーのように分厚く頑丈に作る・・・重すぎてまともに走ることもままならないし転んだら起き上がれない、確かに二尺四寸前後で重ねも普通な日本刀は通さないかもしれないが大太刀持ち出せば当然通る
ちなみに上記のマクシミリアン王が重用したランツクネヒトはマクシミリアン式を着てない。頭と胴だけ重装甲にして手足を軽装にする日本の当世具足と同様の思想の軍隊。
おまえは80になっても頭わるいままなんだろうな
孫に嗤ってもらえ
正眼の構えなんて剣道試合だけ 慣れると相手の腕に刀の長さで間合いが測れる
古流では持ち手変え長さを変える流派もある
戦国時代も、化粧研ぎとまではいかないけどきれいに研いでたよ
戦の時に『手入れされてない鎧と刀で出陣』するなんて、末代までの恥さらしになるから
金持ちの武将なんて、部下の分まで揃いで鎧や冑を作ってたぐらいに『戦装束』にこだわっていた
「地面を映して刀を見えなくする」?
ドチラも聞いた事が無い!
「西洋剣の方が強い」?コレも有り得ない!
日本刀は西洋のレイピア並に細い刀剣ではあるが強度的には圧倒的に堅牢だ。
現代の日本刀工が造った日本刀ですら折るのに38口径拳銃で8発も要するのに対し、クレイモアですら3発で他の刀剣1~2発で折れてしまう。
しかも日本刀は拳銃弾の半数を両断している。
「日本刀は戦場では役に立たない」
当たり前である!そもそも戦場の武器として発展していない。
あくまでも御家芸として発展している。
無論、戦場で全く役に立たないとは言えない!凄まじい切れ味があるのだから・・・・・・
しかし、乱戦で相手を組敷いた場合は短い刀を使う方が一般的である。
西洋剣ですら戦場では役に立たない!
長槍や槌が一般的で只でさえ重く斬れない鉄塊を振り回し続けられる無双な西洋人は聞いた事が無い。
刀剣は個人vs個人が確定している決闘で使われるのが常である。
現代風にアレンジされた中世西洋物語りの見過ぎが、かくもヘンテコな評価となっていると思います。
武藝圖譜通志
倭軍と対陣すると、倭軍はたちまち死に物狂いで突進してくる。
我が軍は、手に槍を持ち、剣を帯びていても、その剣は鞘を出る暇も無く、
槍は矛先を交えることもできずに、凶刃のもとにやられてしまうのである
程宗猷 単刀法選
日本刀法は神秘的だ。
左右への変化がすさまじく誰にも予測できない。
そのせいで槍を持ってしても毎回日本刀に負けてしまう。
『日本史』西九州編第二六章(第一部一〇〇章)
「深堀が長崎を襲った次第、および彼の敗北と、戦闘におけるその不運な結果について」
かの老人とその息子たちと養子は、激しい戦闘心に燃え、槍を刀に代え、
いとも巧妙に、かつ激しく戦ったので、敵は誰しも皆驚嘆し、大いに苦境に陥った。
そして鞘は武器であり、居合の一部です
刀は露出部に当たれば良いのです
指にしろ削げば自由を削れます
西洋の戦場とは戦いの様式や、武器としての有用な場は変わるかと思います
飛び道具である弓術がなども恐ろしい時代です
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