概要
なぜ『鋼の錬金術師』実写版に日本人の役者が出演するのか?
映画『鋼の錬金術師』がイタリアで撮影されました。主人公は、エドワードとアルフォンスですが、キャストが日本人で、日本語を話すのです。曽利文彦監督は、なぜ彼が日本人の俳優が必要だと思ったかについて説明をしました。
Twitter上で、監督は”舞台と名前が西洋のものだが、キャラクターの中身は極めて日本人的だ””荒川弘氏も漫画のセリフを日本語で書いている”と書きました。
”このストーリーにおいて最も重要なポイントは、兄弟間の絆だ”と、監督は説明します。”世界中で、兄弟間の愛情という感情になんら違いは無いと思う”と。ですが、彼は兄と弟の立場の違いは国によってあると信じています。これは的を得ています。
外見か中身か
”文化と人々の考え方は国と国で大きく違っているため、この日本的なストーリーと日本人のメンタリティを持つキャラクターを外国人の俳優さんに委ねるのは不可能だと思った”。
”究極的に、これは外見か中身かの選択だった”監督はそう綴りました。”どちらの答えが正しいかは人によって違う””この映画にとって、僕はキャラクターの精神面をより重要性を重視して、日本人のキャストを選んだ”。
監督は、ヨーロッパの舞台に、日本人キャストがマッチするかが心配だったと告白しています。ですが、ニューヨークでの試写会の反応が好意的だったことにほっとした、とのことです。
彼の出したどの理由でもなく、私は最大の理由は言語だと思います。原作漫画は日本語で書かれています。キャラクターは外国人ですが、彼らは言語的、つまり文化的にも日本的なフィルターがかかっているのです。たとえ、キャラクターの見た目は違っていても、日本人俳優(もしくは、日本語を話す俳優)を使うことで、実写映画をより原作にー少なくとも漫画の核となる魂の部分をー近づけているのです。
■引用元
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海外の反応
・これって単純なことだよね。日本人による、日本人のための日本の漫画が原作の日本の映画だからでしょ。西欧で放映されるのは、おまけみたいなものなんだよ。
追伸:この漫画の舞台はヨーロッパではなくて、架空の世界だよ!
・これは、”イエローウォッシング”じゃないの??ゴーストインザシェルがホワイトウォッシングって言われたみたいにさ・・・。そういう、なんとかウォッシングみたいな考え方って、馬鹿げてるよ。シェイクスピアの演劇を見てみなよ。世界中で様々な俳優が演じてるけど、そんなこと言われないでしょ。
・こんなこと、誰も気にしないよ!
・もしもこれが西洋人キャストで撮影されたら、ゴーストインザシェルみたいにみんなホワイトウォッシングだの、文化の盗用だの、ああだこうだ言うんでしょ・・・。
・現実的に考えようよ。鋼の錬金術師実写映画がたくさんの外国人俳優を雇えるほどのハリウッド的な巨額予算を持ってなかったってことだと思うよ。
・これは日本人観客のための、日本の作品だよ。ゴーストインザシェルが西洋人向けの西洋の作品っていうのと同じことでしょ。キャスティングにけちつけるなんて、おかしな話だよ。
・僕が思うに、これは日本映画だから日本人俳優を使っただけでしょ。どこでも同じじゃん。ドイツ映画はドイツ人を使うし、アメリカ映画はアメリカ人を、イギリス映画はイギリス人を使うよね。
・監督が”キャラクターたちは極めて日本人的だ”と言うのに、100%賛成するわ。ヨーロッパ人のキャストが日本人の作者によって書かれたキャラクターのニュアンスを表現しきれるとは思わないもの。
・う~ん、全員日本人じゃないキャストだった場合、監督が彼らをうまいこと監督することができないからじゃないかな。例え通訳がいたとしてもね。
・こんなこと、わざわざ説明する必要あるの??
・いやいや、分かり切ってることだよ・・・西洋人の俳優だと、日本の精神的部分を表現できないと思うけど。
・これって、日本が作った映画だよね?じゃあ、日本人俳優を使う理由はそれで十分だと思うけど。
・これは日本のアニメキャラで、日本で作られている・・・日本人が演じても当然としか僕は思わないけどね??
・どうでもいいし!映画がいい内容で、原作に沿っていれば、全然問題ない!
・これって、日本のアニメじゃん(笑)何が問題なんだ!??
・↑ 僕もそう思う・・・。
・↑ 舞台がヨーロッパみたいな国だから・・・なのかねえ??
・で、”アジアンウォッシング”だって文句言ってるわけ!??
ひとこと
サムネのセレクトが秀逸(笑)
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コメント
正直主人公の金髪が不自然すぎるから、茶髪でもいいのでもっと自然に見えるようにしてほしかった。
その一点のみで異常にコスプレ感がでた、他のキャストはさほど違和感無かったが。
人種が云々言うのであらば先ず宝塚を叩け
多分、いろんなキャラにナチュラルに似ている人はけっこういるだろう
演技できる人もいるだろうし訓練すれば者になる人芋いるだろう
言葉は吹き替えで、日本なら吹き替えあてるのも問題ないだろうしな
他の国でもそれなりに声あてられる人増えてるっぽいのでいけるだろう
これが日本人俳優でやるのは別に問題ない上で言う
駄作だって点で非難するよ。もっと良いものを作れ
ハリウッドがやったほうがマシだったと思う。邦画の冒険アクションや西洋風の舞台は駄作しか出来ない
メインキャラやるのが、役者じゃないもん
欧米や中南米ほかの世界は、それほどに人種問題が日常なんだよね。バスに乗っても人種。喫茶店でも人種。公園の立ち話も、学校のクラスも、家でみるTVドラマも、ニュースも、親子でも・・・すべて人種。
日本人が季節の移り目で服装考えたり、今日の晩御飯何にするか考えるぐらいに人種問題考えてる。「きもい」で思考停止できない状態なんだよ。
演劇と実写映画は別物だと思うの
ハリウッドなどように、国際的な映画ではない。
>原作漫画は日本語で書かれています
当たり前だろ
残念
世界190か国以上で公開が決まってるんだなこれが
まあ日本人も少数派になって、周りが外人だらけになったら実感するんだろうな
そうすると見た目がまるで違う人種に対して拒否反応を起こす奴は絶対生まれる
どこの国でもそれが差別につながり、違う言語を話す人間をその国の人間とは認めない
ただ欧米の場合は他の多民族国家と違って自業自得の面が強い
元々働きたくない白人が増えて、欧米の大企業は真面目に働く有色人種を受け入れた
その結果、移民に乗っ取られる事態になってしまい、今揉めているのが現状
これに比べれば100倍マシだったるろ剣ですら、リアルには程遠かった
もともとが漫画なんだから、創作であることを大前提にした上で、
学芸会の延長だと思えば良い出来に思えてくる
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