
概要
なぜ黒人はドラゴンボールZが好きなのか
私の兄はドラゴンボールZを毎日見て育ち、若い黒人の男の子は未だにその話をしている。
ドラゴンボールは鳥山明による漫画をベースにしたクラシックアニメだ。多くのファンがそれを見て育った。特に、黒人男性に特別な共感を与えてきた。彼らにとって戦いがどんなに魅力的で、そして彼らは感情的に大人になってくことをこれによって学んだと気づいているようだ。
Adobeのエンジニアで機械オタクだと自分で思っているMalcolm Jones氏は、ドラゴンボールを映画スカーフェイス、SET IT OFF、さらにはブレイドに共通する点があると考えている。
「これらに共通するのは、主人公が負け犬の立場にあるところだ。黒人たちは、その主人公たちが成長していくところに自分自身を重ねている。」
「物語が進むとそれは明らかだ。孫悟空は超人的な力を持っているが、それに気づいていない。しかしある時、彼のリミットを超えてスーパーサイヤ人となるのだ。」
ファンの中には、自分の家系について知らない人もいる。
「私は自分がどこから来たのか、たくさん考えてきた。これがドラゴンボールZと共鳴するのだ。」と漫画家のDJ Kirklandは言う。
「アメリカで生まれた黒人は、多かれ少なかれ、ある意味自分の起源を知らない。でも、肌の色で判断できるものがあると感じている。」
黒人はストーリー自体は好きでない。なぜなら、広い範囲で黒人の歴史をなぞっているようだからだ。
Gizmodoに関わっているゲーム開発者でフリーランスの技術ライターであるRokashi Edwards氏は、「黒人はドラゴンボールZが特に好きなんだ。なぜならこれはおまけだから。」と語る。
ドラゴンボールZは不条理な物語だと言わざるを得ない。 物語の中で、悟空と彼の仲間はアンドロイド、エイリアン、ミスター・サタンと呼ばれる相手と戦う。 彼らは死んで生き返り、将来の子供たちと会う。
登場人物は自分たちの知っている友人たちに似ているとも言える。
「私はそのアニメがアメリカンアニメのどれとも違うと気づいた。これが日本から来ているとは知らずに。」
Kirkland氏は言う。「進行していく物語が大好きだった。 そしてそれは戦いで満ちている。逆に、複雑な感情や状況に焦点を当てることもできた。」
「あるときはとても大人な場面もある。犠牲だったり、物語を通して出てきた登場人物が死んだり。」とJones氏は述べる。
ドラゴンボールZは戦い、パワー、そして敵を制圧する展開だ。一方で、悟空が恋に落ち、家庭を築いたり、友情にひびが入りそれを修復しなければならない場面もある。このような感情の変化がとても刺激的だ。
Kirkland氏は続ける。「悟空は息子の悟飯をとても愛している。小さい時は気づかなかったが、成長してみると悟空がどれだけ息子を気にかけていて、それがそこまで普通のことではないと言うことがわかる。」彼は父親になってみたいと言う。
感情的親密さは、男性が苦労するものだ。
「多くの黒人は生活が墓であるかのように生きている。」とCassiusの編集者であるDarnelle Moore氏はEbonyの記事にこう書いている。「私たちの感情、欲望、憧れ、不安、複雑さ、失敗、想像力は、私たちの本当の自己とともに埋もれている。 私たちは癒し、健康的な関係を導き、間違いを修正し、親密になり、完全な人間になり、生きることの能力を否定されている。」ドラゴンボールZの派手な戦いは若い黒人の男の子を惹きつけるかもしれないが、 自分の気持ちをどのように処理するかについて学ぶのにも役立つ。
Edwards氏はこうも言う。「私は自分の感情をどう抱くのかを知らなかった。」
彼は親せきや父を亡くした時にドラゴンボールZが助けになったと言う。話の中でキャラクターは死んでいく。登場人物はそれに深く悲しむが、あることを通して生き返るのだ。彼は亡くなった家族が生き返るとは思わなかったが、死は生の一部であり、彼らと一緒に過ごした記憶は無くならないのだと悟った。
Kirkland氏にとって、ドラゴンボールZは友人と助けあうことに役立った。
「友人と話し、まるで元気玉を送ってもらうような感じだ。」
Jones氏は主人公の仕事への態度に触発された。 多くの黒人は半分の対価を得るのに2倍の労力を費やす必要があると聞かされている。ドラゴンボールZのキャラクターはこの姿勢を体現しているのだ。
「悟空が死んで地獄にいたときに、最初にしたのは旅をしてもう一度強くなるように努力したことだ。死んでも、彼は「休みなし」のようだ。」
Jones氏は冗談を言って笑っていたが、彼は真剣だ。 ドラゴンボールZは彼のようなファンに証を残した。彼と他の黒人が大人の男性になるのを助けたのだ。
「狂っているものあるが、そこにも人生の教訓がある。」
■引用元
1
海外の反応
・こういうわけか。長年の疑問が解けた!
・その通りだ、これはとても大事な話なんだ。
・まず最初に言いたいのは、いったい誰がドラゴンボールZを好きでないのだろう?
・黒人もそうじゃない人も、アニメが好きな人もいるしそうでない人もいる。
・ドラゴンボールいいよね。僕にとっても大事だ。
・色んな人種がドラゴンボールZを好きだと思うけど、確かにアフリカ系アメリカ人はこの話に共感するのかもね。
・ドラゴンボールZと黒人をつなげる必要はない!僕は黒人でないけど好きだ。
・こういう視点で見ていなかったけど、確かに主人公が弱い立場から始まるっていうのは違いだね。
・ははは、こんな大層な理由がなくても僕たちはドラゴンボールZを楽しんでいたね。
・悟空は俺なんだ!!!
・考えたこともなかったけど、確かにある意味的を得ているね。
・他の少年漫画も同じじゃないか?Bleach、One Piece、Narutoとか。
・なんでドラゴンボールZが黒人に人気なのか?それはドラゴンボールZが単に素晴らしいからだ!
・アニメはみんなのものだ!
・僕もドラゴンボールから学んだことはたくさんある!
・人種に関係なく、子供が見たら楽しいものだし、説明はいらない。そして子供たちはそこから学んでいくだろう。
ひとこと
自分たちのルーツまで重ね合わせるとは、、ドラゴンボールは深い
SPONSORED LINK
コメント
しかし悟空って弱い立場か?
別にナニジンでもいいが普通にみんなが楽しんでるところで言うからさ白人は
ぶち壊しだよね
人種がどうとかほんとめんどくせー連中、もう黒人嫌いになりはじめてるわ
これはこれそれはそれって分けて考えられない歳でもないだろうに
そんなんだから外人てバカだなーとか言われちゃうんだよ
身から出てんだよ錆が
鳥山明のすごさは、悩みや葛藤をダラダラと心情的ドラマとして描かない。
つねにバトルに想いを内包させる。
こういった部分に特定の人種が共鳴しやすいのはあり得るだろう。
鳥山の作風は、どこか日本人離れしてる。
かといって欧米風でもない。
この記事を読んで、黒人風だと分かったw
黒人がラップをやって、ラップでバトルしたりするのはDBZなんだろう。
エンターテイメントだ
俺はそれを本当に多くの黒人が言ってたのか疑問だがね
黒人も一部の団体はともかく、話せば「いや、別にそこは差別じゃないだろ。俺達が怒るのは別の件」って言うような気がする
少なくとも日本にいる黒人は一面的な批判じゃなく、ちゃんと考えてる人が多いんじゃないかな
本筋に関してだけど、そもそも悟空って最初から尋常ではなく強い上に、かめはめ波もすぐ覚える大天才だよな。地球上の誰も勝てないような相手を悟空が倒せるって話だし。
最初負け犬なのはナルト(でも実は超絶エリート)くらい?
悟空が散々下級戦士呼ばわりされてるから負け犬と思ってしまうのかな。
弱者の成り上がりが日本の娯楽にベースとしてあって
それにたまたまシンパシーを感じたとかじゃないかなぁ
DBが黒人を意識してるわけはないけど偶然重なる部分があったのかもね
黒人ってガチで気持ち悪いな
友情だとか、命の大切さとか、努力の大切さとか、もろもろ
ドラゴンボールのように戦闘シーンが多い漫画でも、説教臭い所があって均衡がを保ってるんだな
子供たちは説教臭い漫画やアニメで物事を学んでゆくのさ
日本人のモラルや価値観の一部は漫画やアニメで造られる
「イチ」みたいな漫画は又別の話だが
いいとこのお嬢さまと結婚してるんだがなあ。
チチの父が一応王様を名乗っていて城に財宝蓄えてたっていうの無印見てないと分からんもんな。
それゃ自分の憧れや投影だからな。
単に消費される無数の娯楽じゃ説明つかないパワーがドラゴンボールにはあるよ。
例えば下等戦士として捨てられた件なんかは
奴隷として連れてこられた自分たちのルーツにドンピシャだろ。
死んでも更に特訓を重ねて復活するヒーローに憧れたさ
別に捨てられては無いだろ、このレベルの惑星ならこいつの力でも
支配出来るだろう って力にあった場所に送られただけだし
まあ育成枠で育てられてた選手が、実力的に一軍でやるには厳しいから
二軍で力つけとけって送られただけで、そもそも選ばれしモノだろw
さらわれてきて、奴隷みたいにこき使われてるのとは全く違う
それこそ下級戦士でも支配階級だしなw
自分らの気持ちを代弁してくれてると思い込んでる黒人どもwww
大人や上級生に勝てない小学生の感情移入を促すためだよ
弱者にフォーカスを当ててるのは単に少年漫画だから
作品て言うのは誰に向けてどのように作られたかとはまた別に受け手側が共感や物語を自分に重ね合わせて自分の力にしていくというのも大事な事なんだよ
ドラゴンボールはZから見てた外国の人かな?
原作もしくはアニメ初期から見てれば、
そんな感想持たないよ。
初めから強いし、育ての親にも武道の師匠にも愛情持って育てられてるし。
ドラゴンボールはZから見てた外国の人かな?
原作もしくはアニメ初期から見てれば、
そんな感想持たないよ。
初めから強いし、育ての親にも武道の師匠にも愛情持って育てられてるし。
日本語のわからないアメリカ人が絵に合わせて想像してシナリオを書いたからキャラの台詞が違うみたいな話をmanga王国ジパングで読んだ
文脈的には「精神的に」大人になっていく、っていうところな のかなあ。
たぶん※31の言うような都合で色々と行き違いがあるんだろうな。
It is what you do with the gift of life that determines who you are. ・・・Mewtwo
「どんな条件で生まれてきたかは関係はない、
人生をどう過ごすかが自分を決定するのだ」─ミュウツー
米国のとある高校の壁に大きくペイントされている内容。ポケモンの台詞です。
あちらでは聖書が道徳であるのと同じで、アニメも教訓として扱われている。
これが一部で異常にアニメを警戒する理由でもある。
何でもかんでも人種問題につなげるなよ・・・
まるで少年事件が起きたときなにか無理矢理原因を探そうとして結果、ゲーム、アニメのせいにするコメンテーターのよう
つか黒人に聞いてみろ。統計取ってみればいいだろくだらない推測せずに
言いたい事はわかる。
だがしかし、その感情は多くの人種や子供に当て嵌まる。
みんな自分は特別な存在である事をを夢見てる、それが進化になる。
ヤクを売り捌き(努力)
今では金持ちさ(勝利)
ジャンプ3原則を満たしてるな
チチの父は原作では牛魔王という山賊だぞw
カカロットよお前は下級戦士だとか言ってた連中も皆追い払ったし、宇宙一のフリーザ様にも認められ、不遇な時代なんか無いだろ
ググって作風見てそんなイメージを感じた
多くが的外れか、「それ何に対しても同じ事が言えるよね?」ってな物ばかり
白人に言わせれば同じように「悟空」は白人という理屈を作り上げるだろうし
ヒスパニックに言わせれば同じように「悟空」はヒスパニックという理屈を作り上げるだろう
自分達との共通点をこじつけるってのはその程度の行為
最終的には「血統」が正義って奴・・・
スーパーサイヤ人になって金髪になるという描写が白人に共感され人気が出始めたと聞いた事がある
悟空の宇宙人設定はかなりの後付けだし
そうすると勝手に自分の経験や境遇から想像して共感してくれるんだと
日本人が、白人が、黒人が、それぞれの個人が、作品から受けとるメッセージはそれぞれが感じる物で、何が正解で何が不正解なんてもんじゃないんやで
って言っていた韓国人のようなものか。
(戦わ)ないです
起源主張やら、訳の分からんイチャモンなら話は別だが
???????
文化によって解釈が変わることは理解するけど、アメリカの黒人さんともアニメキャラを白人だという白人さんとも、私がドラゴンボールについて話しても会話が成立する気がしない
人は大抵、同じものを好きなら会話できるし共感し分かり合えるんだ
だけど日本では細部にこだわりすぎて同じ作品好き同士ですら争いが起こる
もうちょっと大雑把になれよ
横からだがそれはちょっと違うよ
己の感動と誰かの感動は一緒ではないし無理に合わせるものでもない
大雑把だとか細部だとかの括りも自分が考えるものであって誰かが決めるものではない
感動の共有もいいが意見の相違も別に悪い事ではないぞ
言い争いが見苦しいのはわかるけどそういうのは自分から地雷を踏みに行っているだけ
悟空に共感?黒人が?どの部分が?環境?生い立ち?性格?
黒人は一体何を言ってるんだ?何なのこれww
ぶっちゃけ、アメリカ人がドラゴンボールが好きなのはわかるわ
ただただ単純に力で相手をねじ伏せるだけの暴力or筋肉趣向な内容だからさ
敵も単純w
山賊やゴロツキ→組織→大魔王→宇宙人→死後の世界、未来人、人造人間・・・
修行も単純w
超神水→神の元で修行→時空で修行→重力で修行→天界で・・・
子供が好きになるのはわかるよ、うんうん
なんのアニメだ?
一度は敵に破れるが修業することで勝つという努力する所などが黒人ルーツとダブるって言いたいんだろけど
そもそもアメコミがつまらないだけ
みんな最初から強いしワンパターンなだけなのでわ?日本のアニメ文化とは違うしね。
俺も悟空派だけど男女を見分けるため、股間を触ったら捕まるから、気をつけろ!
悟空の行動原理は強者との戦いと勝利でそれ以外は恐ろしいほど欠落している。
強敵のプレッシャーと勝利のカタルシスの繰り返しは抑圧と解放という娯楽の構造に忠実に構成されている。
それ以外が描かれない事で読者が各々に自己を投影する余白を与える事ができる。
この記事のように黒人が自己を投影する事も日本人がそれに共感できない事も納得できる事だと思う。
ただただより強い敵と戦って勝つだけのストーリーだよなあ
関わりたくないです
作品は発表したら作者の手を離れて読者のものになる(著作権的な意味ではないよ、念のためw)と言われたりするけど、鳥山も想像もしなかっただろうな
つくづくアメリカは白人以外が精神的に生きにくい社会なんだなって思う
親は離婚し、父親はアル中、不良で振られていた主人公が
バスケの才能に目覚め、スポーツマンとして夢を持つ
途中で三井みたいな不良がめちゃくちゃにするが、
安西先生に再会し、そしてバスケ部に入り、全国制覇を目指す
黒人が最も共感できる漫画だと思う
愛する作品を取られて怒ってるのだと思います
DBは普遍性のテーマがあるから人種に関わりなく自分に重ねやすいね
進化で金髪+筋肉増強になるから、DBは白人のアニメという主張も見た覚えがある
みんな最初から強いしワンパターンなだけなのでわ
スーパーマンやスパイダーマンやハルクやバットマンもたくさんの葛藤が描かれているよ。
ちなみにワイ、人造人間編が好きな少数派。みんなべジータナッパ撃破で終了すべき、百歩譲ってもフリーザ編できれいに終わるべき言うんよね。まあ、インフレ批判でわかるけど。
ジャンプのマンガは全部、本宮ひろしの変形・・・
「社会的地位を持たない、社会から見放された、社会的に無価値とされる存在」みたいな意味合いの言葉だと思う。
そのスーパーマンは、ユダヤ人クリエイターによる自己投影・願望、移民の神話だから、
まぁ潜在的にマイノリティの自己投影といった、そういう要素も出てくるのかなと
第1話をよく読め。
チビ、短足、野生児、田舎者、カッペ言葉、社会常識ない、
髪ボサボサ、フルチンで魚釣り、野蛮で粗暴、未分化的。
悟空のスタートは、徹底して「マイナスの塊」から始まっている。
それはブルマとの対比でも現れている。
ドラゴンボールは、この「嫌われる要素」の塊だった悟空が、
人と触れ合い、成長していく物語だ。
コメントする