概要
日本の伝統的技法・注染
日本の伝統的な染色方法に、注染、というものがあります。染め上がりに裏表無く両面が染まるのが特徴です。
その方法をご紹介していきます。すべて手作業で行われます。
糊付け
まずは、木枠に固定された型紙を布の上に置いて、へらで糊付けします。
染めたい本体の生地を保護するため、上下を別の生地(ステ生地といいます)で挟みます。
色付け(注染)
異なる色が混ざらないように、筒のりで堤防を作ります。その堤防からはみ出さないようにして染料を注いでいきます。その後、染料をコンプレッサーで吸引します。これによって、染料が布の下まで通ります。
ステ生地をはがすと、染めた柄が現れます。
仕上げ
水洗いをして、糊と余分な染料を落とします。
脱水後、天日干しで乾燥させて、出来上がりです。
出来上がった生地は、手拭い、ポーチや傘などに加工されて販売されています。
■引用元
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海外の反応
・素晴らしい技法だわ❤日本人の技術力の高さって、とどまることを知らないのね。感動しちゃった!!!
・布自体も美しいけど、その工程すら美しいなあ。
・20年ほど前に、アレッポでこういう布を作ってるのを見たことがあるよ。もちろん、違う技法だったけどね。とっても美しいよね。
・もしも日本に行ったら、自分で染めてみたいなあ。
・まさに職人技!!
・日本へ旅行したら、こうやって染めてるのを見学できるかな??見てみたい!
・ただ、ただ、素晴らしいわ。
・職人の手さばきって、ほんと絶妙だよね。
・綺麗な色・・・。いいなあ・・・、この布、欲しいなあ・・・。
・こんなに手がかかっているんだから、高くても不思議じゃないよね。
・いい仕事してるなー❤❤
・工程も素敵だし、作品も素晴らしい。
・日本って、ほんと美しい国だよね❤こういう技法も美しい!
・素敵・・・実際に見てみたいなあ。
・もしもできるなら、日本で染め物に挑戦してみたい!!
ひとこと
手間がかかる染め方なんですね
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コメント
劣化代用品が本物に追い付いて今では別のカテゴリー確立したようだ
染めと織りに、そんなにはっきり境界線はひけないよw
糸の段階で染めを行って模様を出したりもするんだから
そういう絣のような染めと織りが一体化した技法は大昔から世界各地にあるぞ
だから古くなればなるほど柄が更紗に近いものが多い
更紗はもちろんインドのもので、友禅もそこから生まれたと日本で一番有名な染師の工房の方で研究者でもある方が講演で言ってたよ
絣は日本へは実は中国の南の方から入ってるんだけど、でも中国でもインドから来たものが中国を通って日本に伝えられてる
ちなみに今残ってる江戸時代のものは縦絣が多く、お茶の道具をいれる舶来の布が多かった
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