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概要


日本のホームレスは何者なのか

日本のホームレスシリーズ1                                           

明治学院大学のTom Gill教授に会い、日本のホームレスがどのように北アメリカとは違うのかを取り上げる。


日本のホームレスは何者なのか、どうやってきたのか、そして何をしているのだろうか。

3つのホームレスエリアが日本にはある。

その一つが、山谷(東京)だ。

山谷はドヤ街と呼ばれている。日本にはこうした地域が各地にあり、基本的に男性のみの地域で、安い簡素な部屋を「宿」に借りている。この「ヤド」の順番を変えると、「ドヤ」で安い宿屋のことを指す。


ホームレスの始まりはこのような場所と深い関係がある。

昔は職を失うとドヤ街に泊まった。証明書など不要で簡単に住むことができるからだ。


90年代にバブルで職を失うと、ドヤ街にいた人々がホームレスになることになった。このホームレスは98-99%が男性と見受けられ、女性はほとんどいない。ほとんどは年を取っていて、教育レベルは低く、中卒や高卒だ。


田舎から若い時に都市に来た人が多いのも特徴だ。田舎から出稼ぎに来て、日雇いになり、ドヤ街にいて、最終的にホームレスになってしまった。20-30%くらいは犯罪歴があるだろう。そうすると職を得ることが難しくなる。以前やくざと関連していると特に厳しい。

サラ金などの借金がある人もいて、払えないと、取り立て屋がメガフォンで脅して家に取り立てに来るので、家にいられなくなりホームレスになる。この状態では、社会的な保障を得るようと簡単に足がついて借金取りに追われてしまうような難しくなる。


5年間取り立てする人が連絡をしなかったら、借金が帳消しになると言う法律がある。そのため、ホームレスとして生きて借金が期限切れになることを待つ人もいる。


近年、政府は借金問題を解決するために上限を定めるようになり、以前よりもひどい状態ではない。非営利団体も弁護士を雇って支援している。


しかし、日本人は破産を恥じているため、破産の手段を取る人は少ないのだろう。破産の割合はUSと比べて3倍も低い。日本が73/100,000 で、USが253/100,000だ。

どのように政府はホームレスを支援しているのだろうか。

日本のホームレスは男性になぜ多いのだろうか。

これには、日本の価値観が関係している。

本来女性は、誰かに面倒を見てもらって生きていくものと考えられてきた。両親、夫、そして年老いたら子供に。このような価値観の中では、女性がホームレスになっても誰にも責められない。女性がホームレスになったら、しかも子供もいたら、誰もが助けようとする。


しかし、同じことが男性に起こったら、男性は自立していて自分で自分の面倒を、そして家族の面倒もみるものだと考えられているので、何で職が得られないんだと思われることになる。これは性差別の考えだが、それが理由の一つだろう。


女性専用の支援もある。DVのシェルターシステムや片親のための公営住宅もあるが、ほとんどはシングルマザーが住んでいる。

非営利団体もホームレスを助けようとしている。山谷にある山友会もその一つだ。

代表の油井和徳氏はこう語る。


ホームレス状態になる過程で人を信用できなくなる。ホームレスになる前に仕事を失う、家を失い、お金がなくなるなどの問題があったと思うけれども、その時に誰にも助けを求められず誰も手を差し伸べられない。それだけ社会的に孤立してしまっている、それが問題と思います。誰も必要とされていないと思ってしまい、生活保護などの社会保障があっても、そこにアクセスしようとしなくなってしまうのです。」




■引用元



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海外の反応


・とても情報が豊富で勉強になったけど、とても悲しいね。

・インターネットカフェでもホームレスを見るよ。シャワーとソファがあって、ホテルよりも安いから。

 

・とても心に響いたよ。学ぶことが沢山あるね。

・日本でのホームレスの暮らしはどんななんだろう。ブルガリアは日本より確実に良くないと思うよ。

・ホームレスエリアでさえ、僕の国のリッチなエリアよりもきれいだ!

・僕の住んでいるUSの場所に似ている。ホームレスのほとんどは中年かお年寄りで、日雇いとして働いていて、家族から追い出された。

・社会的システムが、女性に有利だと言うことを知れてとても興味深かったよ。

・ホームレスの問題はグローバル化していると思う。ここロサンゼルスでも、ホームレスが増えてきて問題になっている。

・ただ観光情報を知るだけでなく、その国を知れるいい情報だね。

・とても悲しいよ。心が痛む。

・日本は完璧だと思っていたけど、こういう問題もあったのね。

・男性が自立しているべきものというのは、生物学的な意味で深く根付いているものなんだ。文化がそれを増長している。女性はそもそも子を宿すから、貴重で保護が必要なんだ。それが同等に男性に当てはまるものではない。

・とても悲しい。政府が平等に彼らに生活の保護を与えてくれることを願っているよ。

・世界的な不景気が、ホームレス問題を起こしているね。

・日本に住んで、東京で時々ホームレスを見かけたよ。彼らは、僕の出身のドイツのホームレスとは大分違った。彼らは自分たちを恥じているようだったし、人からお金をもらうことに慣れていないようだった。見ていてとても憐れだったよ。




ひとこと


確かに子連れの女性ホームレスは見たことがないですね。。。
海外だと結構頻繁に見ますが、言われるまで気がつきませんでした


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