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概要


”道端の明かり” ― 道にひっそりと立つ自販機から日本を捉える


写真家 大橋英児は、ある寒さ厳しい夜に、彼の故郷 日本最北端の市・北海道の稚内で、日本の至るところにある自販機への深い感謝を感じました。


激しい吹雪の中、家へ帰る途中、自販機の明かりだけが頼りでした。明かりが見えてくると、彼はレンズを自販機に向けました。これは彼の感謝の表現なのです。

自販機は、同じように道に立ち、旅人や子どもを見守る地蔵のようでした。


大橋は、日本の美しい風景の撮影に9年を費やしてきました。撮影はたいてい、深夜、道に人などがおらず自販機だけによって風景が彩られる時間帯に行われます。


彼の作品は、日本だけでなく世界からも注目を集めています(パリとロッテルダムで最近展覧会が行われました)。大橋の作品は、写真集”Roadside Lights”にまとめられ、最近出版されました。



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自販機が表しているもの

このような風景を求めて、日本列島を一人で旅する中、大橋は自販機が日本の行き過ぎた便利さの追求の象徴であることを見出したのです。もちろん、自販機の増殖は、日本がいかに安全であるかの証拠でもあるのですが。

この両義性こそが、大橋の作品の投げかけるテーマなのです。


”日本での生活は、非常に便利になった。けれど、まだより快適なものへの追求は終わっていないように思える”大橋がジャパンタイムズの取材にこう答えました。”この探求は止まることなく続いている。だが、僕たちは生きていくためにここまでの便利はは必要ない。むしろ、ここまでの快適さに達したことで、幸福になるのに本当に必要なものは何なのかが問われている”


大橋の言うように、最も遠方の場所に置かれた自販機の持つ意味は、決して好ましいものではない、という考え方がある。”日本人らしい真面目で整然とした精神性は、自販機を広範囲に広げる理由となった。だが、この気質が日本社会を重苦しく、閉塞的にしてしまった”大橋は話します。



大橋の写真のテーマ

大橋はカラーとモノクロ両方で明かりに照らされた自販機の写真を撮っていますが、田舎に配備される自販機は、環境や風景の維持に対しての意識が欠けていると、彼は嘆いています。この美学の不一致は、大橋の作品の中心であり、魅力でもあります。


大橋の想像力は、日本について示されていますが、新自由主義の考えが政治的政策から対人関係まで満たされている脱工業化社会においても問題となるテーマをはらんでいます。

素晴らしい便利さを受け入れることは、同時に昔ながらの市場の中でなんとか生計を立てていたものを破壊しているー大橋の作品はそう伝えているようにも見えます。


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自販機は現代社会のメタファー

このようなアプローチは特異なものです。彼の写真の多くに写されるのは、寒い、遠い場所で独りぼっちで立つ自販機です。これは、互いに助け合う中で、個人の優位性や自給自足に重きが置かれた時代の象徴です。


おそらく、この擬人的な表現は、大橋の日本の最果てへの1人旅の結果なのでしょう。ですが、彼はこう説明をしています。”僕は、自販機が社会のシステムに翻弄され、されるがままの人々の姿だと気が付いた。最大限努力をしているにも関わらず、報われない人々の。”


以前サラリーマンだった大橋は、自販機が昼夜休むことなく”働き”続け、売り上げが思わしくなければあっさりと移動されてしまうことに言及しています。これは、失敗をした従業員が異動や退職させられてしまうことや、いつも契約を更新してもらえるかが不明で不安なパートタイム従業員にとても似ています。


大橋は現在60代前半ですが、彼の作品は今日の若者世代にも共感を得られています。大量に製造される自販機の個々の姿に、大橋は没個性とされる新世紀世代に通じるものを感じています。


大橋の作品は、解決方法よりも疑問を投げかけるものです。”僕の作品の中にあるメッセージは、誰もが輝くことのできる世界であるように、ということなんです”



■引用元



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海外の反応


・日本って、とても複雑な国であり、文化であり、たくさんの矛盾を抱えているのね。





・自販機大好き。だけど、アメリカではあり得ないよね。だって、1分も経たないうちに盗まれちゃうからね!日本って、素晴らしい!





・↑ 間違いない!!一晩のうちに破壊されるか、盗まれるか、だね。





・孤独に立つ自販機を見ると、俺はオアシスだと感じるよ。





・東京を歩けば、自販機に当たる・・・。





・日本の自販機の大ファンとして言わせてもらえば、この写真シリーズが大好き!!!





・ビールを買うのに酒屋に行かなくてもいい・・・角に行けば自販機で買えるから・・・あああ、日本が恋しいわー!!!





・日本って、どこへ行っても自販機があるよね。雪深い北海道でも、自販機で温かいコーヒーが買えるんだよ!!すごい!





・僕のサイクリング旅行において、自販機は必須!





・日本だけだよなあ、自販機が成立するの。他の国なら壊されちゃうよ。





・日本を離れて恋しいものの1つが自販機だなあ。ほんと、国内のどこにでもあるよね。





・私はこの美しい風景の中から自販機を取り去って欲しい・・・。風景自体が綺麗なんだもの。





・この写真から、素晴らしいインスピレーションを感じるわ。





・160円で冷たいコーラが買えるって・・・何にも勝るわ。





・素晴らしい写真だなあ。美しい。





・まさに芸術。色々なものを映し出しているね。





・日本は世界の最先端だよね。





・写真もだけど、記事自体も素晴らしい内容だな。よく考察されているよ。



ひとこと


なんか、めっちゃアート!


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