概要
スーパーマリオはゲーム界―そして人生―に「ジャンプ」という動詞を与えた。
1. シングルジャンプ(Bボタンを押す)
彼のシングルジャンプは小さな距離を越えさせる。
マリオは簡単に加速し、上まで届くようにシフトダウンさせ、そして地面に着地するときは若干速度を落とすのだ。
2. トリプルジャンプ(ジャンプ、ジャンプ、またジャンプ)
ランニングジャンプをしつつ、着地するスタイル。
セカンドジャンプは1回目のジャンプよりも高く、3回のジャンプを組み合わせることも。
3. ウォールジャンプ(ジャンプ、壁にタッチする、ジャンプ)
ジャンプの最中壁にタッチすると、そこからまたジャンプすることが出来る。
壁にタッチしたところから、180度逆側に回ることも出来るのだ。
この操作を2つの壁の間で素早く使うと、こうなる。
4. ターンジャンプ(走る、ターン、ジャンプ)
走っている間に進む方向を変えたいとき。
滑っている間にジャンプをすると、輪を描いてマリオがフリップする。
5. グラウンドパウンド(重力攻撃)
空中で左のトリガーを引いて、ヒップドロップをする。
この重力攻撃で敵やブロックなどを打ち破ることが出来るのだ。スーパーマリオオデッセイではマリオの下に小さな煙が現れる。とても美味しそうに描かれている。
6. スクワットジャンプ(高いジャンプ)
太腿にジャンプするためのパワーを溜めるため、屈む。
7. ハットジャンプ(帽子を投げて、走る)
帽子を投げる。それに向かって走る。
するとマリオは空に向かってくるり、回転するのだ。ジャンプボタンを押す必要はないぞ!
8. ランニングロングジャンプ(走る、屈む、滑る、ジャンプ!)
全てのジャンプの中で最強なのは、マリオのランニングロングジャンプだ。
走る。トリガーを引く。マリオが滑る。その間にジャンプすると、マリオの体が前に向かって勢いよく投げ出される。
マリオの感謝と喜びに満ちた声は素晴らしい。マリオは特にこのスタイルのジャンプが好きなのだ。だからこの操作をしてやると喜んでいるに違いない。
9. ロールジャンプ(最も興奮するジャンプスタイル)
スーパーマリオオデッセイでは新しいジャンプが登場する。最高のジャンプだ。
ロングジャンプをして着地をするとき、トリガーを押さえ続ける。するとマリオは小さく丸まった状態で着地する。ごろごろ転がっている最中にまたジャンプをする…というのを、好きなだけ続けられるのだ。
例えば、それが死ぬまでであっても、延々と同じことを続けられる。
10. ダイブ(対角線に降りる)
トリガーを引いて、空中でBボタンを押すとダイブ出来るようになっている。
ビルから飛び降りても死ぬことはないから大丈夫だ。
1996年、スーパーマリオ64の評価として、傑作だと言われていた。例え城に入ることが出来ず、危険から遠く静かな場所でプレイするだけだったとしても、だ。
マリオはジャンプをただ純粋に楽しんでいるのである。
それから21年が経った。2017:スーパーマリオオデッセイではやはり醍醐味はそのジャンプにあるといって良い。
ジャンプボタンを押す。マリオのジャンプが見たいからだ。
マリオのジャンプを見るのが好きなのは、マリオがジャンプすることを愛するからだ。
マリオはジャンプを愛し、毎回叫ぶ。その叫びの背後では、囁きが聞こえる。「飛べ、飛べ、さあ、飛べ」と。
私はこれを暗闇の中、テレビでひとりプレイするだろう。
おやすみ、マリオ。
■引用元
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海外の反応
・ほんと、マリオをやる醍醐味は彼にどれだけジャンプをさせるかっていうことだと思う!
・これが何故私がマリオをプレイするかの真髄だわ!
・ジャンプをしたときの煙が美味しそうだって?(笑)
・ジャンプっていつもはBボタンじゃなくてAボタンじゃなかった…?
・僕はマリオのことを「ジャンプマン」って呼んでいるよ(笑)
・こんなにジャンプの種類があったなんて知らなかった!
・マリオってとってもアクロバティックな人だよね…(笑)
・ビルから飛び降りたとき痛そう…!
・さすがマリオ! ジャンプすることにかけては余念がないね!
・この脚はどうなっているんだろう…。色んなバリエーションのジャンプがあって、まず試してみたくなっちゃう!
・基本的にマリオをプレイするときは昔から、走らせるよりもジャンプさせることの方が多かったかな、確かに。
・なんだかマリオのことをちゃんと考えると懐かしい気持ちになっちゃうね。マリオの初代世代だからかな。
・煙を美味しそうって言ってるけど、お尻から出た煙だよ!? 美味しそうなの!?(笑)
・マリオのジャンプに関する特集だ! と思ってつい嬉しくなっちゃったね(笑)
・テンション上がるなあ! 昔から変わらないマリオのジャンプしたときの声、良いよね!
ひとこと
シンプルでいながら奥が深い
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コメント
海外のひとはこんな哲学的な視点でマリオを見てるのか・・・。
「飛べ、飛べ、さあ飛べ」
素晴らしいメッセージだ。
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