概要
ファイナルファンタジーの黒魔術に関する警告
1980年代のカナダはビデオゲームの内容に対する懸念が広まっていたころでした。
具体的には、どのようにビデオゲームが若者たちを蝕んでいくのか、ということ。その問題になった一つの例として挙げられるのは、ファイナルファンタジーの中に登場する黒魔術。
以下の動画ではキリスト教原理主義者のある一人の男性が、ロールプレイングゲームが持つ子供達への影響に関して聴衆に訴えかけています。
彼が特に問題視するのは、ビデオゲームに同梱されて付いてくる、魔法のかけ方に関するマニュアルガイドブック。
その中には魔法の色々な種類が紹介されているだけでなく、どのように魔法がかけられるのか、という詳しい方法まで記載されています。
そして彼はファイナルファンタジーの説明書を持ち出します。この中には白魔術と黒魔術それぞれについての説明が載っており、そしてどちらも8段階の魔法があることが紹介されています。
これに対し彼は「これが魔術師と接触する方法なのだ」というコメントを残し、このビデオゲームの内容に強い懸念を示すのでした。
Canadian Christian fundamentalist reviews Final Fantasy for the NES: "how to get in touch with your wizard" pic.twitter.com/LWXjKWl2yk
— Rich Lowtax Kyanka (@lowtax) 2017年4月5日
■引用元
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海外の反応
・僕は実際に子供の頃は魔術に関する内容が含まれているっていう理由で、ファイナルファンタジーをプレイすることを許されなかったよ。今は大人になってプレイできるけど、これは僕の好きなゲームの一つだね!しかも魔術なんてなかったし(笑)
・これが僕がすべての宗教に反対する理由だよ。
・これ見て思い出したけど、僕の昔の友人の家族はカルトレベルでキリスト教に熱心だったよ。
・この人はこのマニュアルガイドを真剣に考えすぎているよ(笑)本当にこれが子供たちに魔術を教えるものだと思っているんだから(笑)
・自分はクリスチャンだけど、このような急進派は理解できないよ…
・現実にはこの人と同じ考え方をしている人が外にはごまんといるんだよね。
・8段階もある魔術があるって聞いたら試さないわけにはいかないかも!(笑)
・このゲームを何年もプレイしてたけど、これで魔法使いと本当にコンタクトがとれるなんて一回も思ったことないよ…
・これはまさに自分が子供の頃におばあちゃんが言ってたことみたいだよ(笑)
・なんかもはや笑えるね(笑)たかがゲームのマニュアルガイドに載ってあることを真剣に話しているんだから。
・これ冗談で話しているんでしょ?真面目に議論してるなら本当に耳を疑うよ…
・おもしろいけど同時にクレイジーすぎてぞっとするような内容だね。
・信じられないよ。彼の心の中には何かクレイジーなものが潜んでいるに違いない…
・80年代のビデオゲームは魔術的、90年代は暴力的、2000年代はより暴力的、2010年代初期は性的、そして2010年代後期はただただひどい。なんなんだこれは!
・この黒魔術のせいで自分は今こんな人生を歩んでいるのか!だったらもう一回ファイナルファンタジーをプレイして、どこで自分が間違ったのか確かめなきゃ!
ひとこと
プレイできなかった子供たちは段ボールでカセットを作ったことでしょう
海外「同じことやってた!」ニンテンドースイッチを段ボールで作った小学生に共感する海外の人々
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コメント
たかがファイガに子供への影響を本当に懸念してたんだと思うと
ちょっとかわいそうな気がしないでもない
日本でアニメやロボットなどが発展したのも日本に宗教が無いから、タブーが無いんだよね。
80年代イスラムの開明性というか、むしろ同時代の欧米キリスト教保守よりよほど開けた価値観と、意外に高度な技術力は、現在の視点でもっと評価されるべき。
イランなんかF14まで運用してたしな。
全部失われたけどな。
FF3の発売は1990年
ということはこの人はFF1について論じてるんだろうな
格闘ゲームが盛んな時期には暴力的と禁止され
萌えが定着すれば性的と禁止され
つまりは都合のいい圧力団体に金を出して喚かせて禁止させてるって事です・・・
アメリカ版だと名前が神じゃなくてクリエイターだった
分別できてないってそらやらない方が賢明な選択だわ
ただしモータルコンバットはギャグだからプレイ可能
日本は子供は無垢な存在という思想があるけど
キリスト教圏では、子供は聖でも邪でもない混沌(カオス)な存在なんだよ。
だから、混沌な子供を(聖を知っている)大人が正しく導く。
これが基本原則。
だから、子供に自己判断はさせなくて大人が判断する。
小遣い与えて買い物で社会性を学ばせる日本なんかと違って、
欲しいものがあったら子供が親にねだって、親が判断して買い与える。
ゲームやマンガやアニメなんかの大人が理解できないようなものは
邪なものとして事前に排除するんだよ。
なので、欧米のマンガやアニメは子供向けの単純な内容になりがちになる。
駄目なんじゃない?その元ネタのD&Dからしてさんざっぱら槍玉に挙げられながらも大流行していたわけだし
いくら禁止しても他国のもんが一瞬で見れるやんけ
こういうのって相対的な事だから中にいるうちは滑稽さに気付けないんだよね
天皇の生前退位に関する問題や女系天皇の問題なんかも外から見たら馬鹿らしい限りだろう
『くさいあし』と『くさいわき』もいつの間にかラーニングしていたんだが、誰からラーニングしたのかは憶えてないんだ・・・
狂ったキリスト原理国家であるアメリカでは聖なる大人が悪魔である子供に騙されて堕天使になったとでも思ってるのかね?
子供のころ見ててアメリカは狂気の国だと思てた
欧米でナイーブな題材なだけに
召還獣とかも
※9
FF1の海外版は1990年。
それが人生だ。
D&D、TRPGの頃から批判されてた。頭おかしいって?
しかし、日本でも鉄腕アトムをPTAが焚書して
「悪書を燃やしてやった」と誇らしげに宣言していた時代もあった。
今の常識だって、数十年先にどうなっているかはわからない。
なぜか、そういう人の方が怖いね。
あいつら進化を具現してるで。w
クトゥルフみたいな例外は除いて
二軸アライメントに天使や悪魔なんかを分類して使える呪文効果にも差を設けてたっていう
これ以降、ゲームの神や悪魔はアブラハム系宗教を想起させる名詞を避け、オリジナルかつギリシャ多神教っぽい体系に設定するのがセオリーになったとか。
黒魔法といっても、FFのは火や氷や雷が出せる程度なんだよなあ…
ぶっちゃけ火炎瓶や液体窒素スプレーやスタンガンを持ってる一般人と、大して変わらないというw
むしろ治癒魔法を使う白魔導師の方がキリスト教的にはアウトなんじゃないかと
「死者を復活させられるヤハウェ先生の奇跡が読めるのは週刊少年バイブルだけ!!」なのに
白魔導師は『アレイズ』唱えるだけで簡単に戦闘不能者を全回復できちゃうし、ジーザス顔負けw
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