
概要
マット・リール流 ネズの盆栽
ジェネレーションボンサイのデモンストレーターとして招待されたマット・リールがネズを使った盆栽のつくり方を披露する。
用意されたネズの木はスペインの山で割れていたもので、どれだけ古いものかはわからないが、健康で多くの枝や自然なねじりや動きがあり、とてもいい状態の素材である。
まずはアングルを決め、死んでしまっている表面の皮や構成上必要ない枝を取り除いていく。死んでしまっている皮を取り除き、健康な木肌を表面に出すことで本来の木が持っている特徴が現れ、より木の幹が明るく輝きを持つのだ。
マットのこだわりはできる限り素材に手を加えずに表現をするということだ。枝を取り除く作業の時も「この木には多くの枝が付いているが、できる限り多くの枝をそのまま残したい」と彼は語る。
また木の表面を削る作業でも彼は様々な大きさの枝切りバサミやカッターを使い、少しずつ時間をかけて削っていく。
とても時間と苦労がかかるが、これも削った跡を残したくないというマット流のこだわりである。手作業で様々な種類の道具を使うことによって、その木本来が持つ自然な印象を表現できると彼は信じている。
最後にワイヤーを使い木の枝に動きをつけたり、レイアウトを変えていく。ここでもマットは十分な柔軟性がある枝にはワイヤーを使わず、必要最低限な枝だけワイヤーを巻いていく。
枝の太さや表現したいデザインによってワイヤーの太さや巻く回数を変えていく。
完成した作品を見たマットは「ここ数カ月で最高の作品ができた」と締めくくった。
■引用元
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海外の反応
・手作業で作り上げている時の静かで平和な時間ってたまらない
・他の盆栽家のビデオも見てみたくなった!
・僕には真似できないくらい素晴らしい
・もともとの素材も良かったけど、より美しく仕上がっているね
・日本の盆栽の常識では、メインの枝は右側にくるんじゃなかった?
・女性の盆栽家もいるのかな
・作業風景と解説が入り混じっていいビデオ構成だね
・マットが静かで集中できる環境の中で作業できていたんだといいけど
・木の幹や葉はパーフェクトに鉢にフィットしてたけど、木の根はどうなんだろう
・他の人にも共有したい
・マットは独特ないい作品を作り上げているね
・まさにパーフェクト!
・盆栽はデザインだけじゃなく、将来的にはその木を育てていくということも考えなきゃいけないね
・木の内部が赤いのは問題ないの?
・樹脂の影響で出てくる赤みがその木が自然にもつ特徴をよく表現しているね
・どうやって冬に盆栽を扱えばいいかを今度は教えて欲しい
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コメント
基本基礎を知らないまま強引な事してる盆栽家が日本にも多くてさ
基本を逸脱したものも面白いんだけど、やっぱ基本は知っていてほしい
かつて道教思想に基づいた中国人が盆栽を否定した行動を取った(盆栽を鉢から出して地面に植えた)が、逆に言えば、どんな狭い場所でも生き延びようとする植物の生存戦略を否定しているに過ぎない
まじでそれな。
海外の自称盆栽家とか本気で酷いことをする。
見栄えが悪いからってばっさり枝切したり、表面が汚いからって鑢で削ったりとか。
俺には全然わからん。お前ら詳しいんだな。
勉強した外人だってもちろんできるだろう。
こんなのがゴロゴロあったらすごい。
知ってて日本人に教えを乞うたのだろう。
葉が針のようで痛くって苦手だな
切り口は紫色で他の木には無い特徴を持ってるから面白いんだけど
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