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主にワインの情報を取り扱うメディアで日本のウイスキーが取り上げられていました


日本ウイスキーの歴史、味、何故注目されるに至ったか、最も美味しい飲み方はどうすべきかをワイン愛好家に日本ウイスキーへの入り口として紹介しているようでした


日本のウイスキーの話になると必ず出てくるのが、入手が難しいという点と「響」への高評価。海外へのお土産は日本ウイスキーが喜ばれるのかもしれませんね


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概要


日本ウイスキーの全て


年々需要が上がるにつれ、このような雰囲気のボトルがいくつも作られ、見つけるのが難しくなっている。寛大な心を持ったバーテンダーですら、買い溜めてしまうほどだ。


「私たちは年季の入ったものや珍しいものも含めた日本のウイスキーを取り揃えています」――ニューヨークにある、比較的新しいウイスキーバーの店主は語る(匿名希望)。


「しかしながら私たちは誰でも見られる所にある棚には置いていないので、聞いてもらわなければなりません」


彼は声を潜めた。「皆には言わないで下さいね。飲みきってしまったら次いつ仕入れられるか分からないんですから」


そう、日本のウイスキーを発見するには素晴らしい時代でもある。もちろん、年代物のシングルモルツを手に入れるのも難しくなってはいるが、全ていっぺんに消えたわけではない。同時に、“ビッグ・ツー”と呼ばれるサントリーとニッカは新商品を発売し、成長し続ける小さな蒸留酒製造所は称賛を受けている。


米国の消費者にとって、これらのまだ知られていないスピリッツは今までにないほど手の届きやすい物となっている。


「日本のウイスキーはとてもユニークで素晴らしい」と、蔵に50以上ものボトルを溜めているYusho Chicagoのジェネラルマネージャー、ティモシー・クーニグ氏は話す。


新しい蒸留酒製造所は、と彼は話を続ける――「細部にまで目が行き届いている。バランスの良さとクオリティーを追い求めているというのがよく分かる」


日本のウイスキーには沢山の種類がある。ウィスパーライトからリッチ、バーボンに似たキャラメル風味のスピリッツ、そして更にはスコッチのファンを喜ばせてくれるであろうピートのバリエーションも豊富だ。


「それ故に称賛が少ない」とクーニグ氏は言う。「とても複雑に出来ているから」



【歴史】

もしスコッチウイスキーのファンであれば、日本から来たこれらも楽しむことができるだろう。


日本のウイスキーの歴史は、スコッチから始まる。ライターであるドミニク・ロスクロウ氏の著書「スイスキージャパン」によれば、日本のウイスキーの始まりは1918年にまで遡る。竹鶴政孝(たけつる まさたか)が本来のシングルモルトウイスキーの蒸留方法を学ぶためにスコットランドに渡った時のことだ。1923年、サントリーの設立者、鳥井信治郎氏が日本初の蒸留酒製造所「山崎」を造り、竹鶴氏を雇った。


この2人はその後別れた。鳥井氏は後にサントリーと呼ばれる会社を設立した(現在山崎、白州、知多などの製造所を含む)。竹鶴氏は宮城峡や余市などを含むニッカを設立。


スコットランドのウイスキーに影響を受けているため、スコットランドと同じように「Whisky(ウイスキー」とスペリングをするのは決して偶然ではない。多くの日本のウイスキーは大麦で作られていて、ピートでスモークされている。これらはスコットランドから輸入されたものだ。小さな製造所、秩父はこれらの過程を地元で取れたもので実験している。


しかしながら、日本のウイスキーの生産者たちはこのスピリットを国の味に進化させることに成功している。地元のイーストと水がウイスキーに独特な風味を与えるのを手伝っている。


もう1つの差別化要因:多くのウイスキーはミズナラで作られた樽で熟成される。


「日本のウイスキーはスコットランドのものを参考にしていて、かなり慎重に日本向けに改良されている」と、ロスクロウ氏は語る。「それらの改良によって、西洋にも負けないぐらいのウイスキーの種類を発明している」



【希少性】

最近まで、米国の飲酒者がサントリーやニッカなど、輸入された日本のウイスキーを入手することは難しかった。スコッチやバーボンに比べ、日本のウイスキーはそれほどの注目を集めていなかった。


この希少性の理由の1つとして、1990年代に日本を襲った不景気が多くの製造所を閉鎖に追い込んだということがある。サントリーやニッカですら、規模を小さくしなければならなかった。


「贅沢が最初に諦めなければならないものだった」とクーニグ氏は話す。「日本の宝ともいうべき生産者がシャッターを下ろすのを見た。本当に悲惨だった」


今日、スピリットを愛する人たちがまた日本のウイスキーに目を付けた。米国や他国の消費者たちは世界のウイスキーを愛で、輸入者たちは西洋の世界に日本の商品を持ってこようと躍起になっている。


これらのウイスキーは注目を集め、そして様々な賞も得ている。2014年には評論家ジム・マレー氏は山崎のシェリーカスクシングルモルトが世界的最高作品だとしている。その後、日本のウイスキーは競争の中に投げ出されることとなる。誰もがボトルを欲した。


充分な量が出回っていなかったのだ。



【帰還】

古い日本のウイスキーの在庫が切れてしまうなど、需要は急激に上がった。ニッカの余市15やサントリーの山崎25などのような年代物のウイスキーは特に見付けるのが難しくなった。


シングルモルトが蔵で必要な時間寝かされるのに対し、そのビッグ・ツーは年代表記のない新しいボトルを発表し続けた。ニッカは竹鶴ピュアモルト(竹鶴12を補う為)、カフェグレーン、カフェモルトを発売。同時期、サントリーは響ハーモニー(響12の代わり)、そしてミックス用として作られたブレンドウイスキー、トキを発売開始した。


これらの新しい商品は消費者が想定する辛味、香ばしさやフルーティーさのバランスを同じように留めている。


「年代表記を取り払ってしまった事は、消費者の中にはショックに思う方もいるかもしれないが、質は同じままだ」クーニグ氏は言う。


また、秩父、マルス信州、ホワイトオークのように小さな生産会社も米国市場へ参入している。空気のように軽い、米から作られたキコリも発売中である。


秩父は成り上がりの製造会社として知られている。肥土伊知郎氏は1990年代、祖父が所有しており、経営が立ち行かなくなった羽生蒸溜所を救った(そして名前を変えた)。肥土は400もの年代物のカスクを救い(彼はそれらを“自分の子ども”と呼ぶ)、2008年に“秩父”として再経営を始めた。


更に、通常200ドル前後で販売される年季の入ったボトル販売に加え、肥土は新しいスピリッツを蒸溜している。3~5年寝かされたブレンドウイスキー、秩父のイチローズモルトON THE WAYをぜひ見てみてほしい。


マルス信州は、“静かな日本のウイスキーの開拓者”である岩井喜市郎氏の名前を取って名付けられ、岩井や岩井トラディションのようにフルーティーで複雑な味を醸し出す。


日本でも規模の小さい製造会社の1つ、ホワイトオークは通常のものと風味が少々違う。バーボン、シェリー、ワインと更には焼酎までをも使用した樽の中で寝かされるのだ。これらの工程がジャンルの境界線を飛び越えさせている。


ボトリングに関して、お勧めのウイスキーの補足をする。日本ウイスキーの年代表示を気にするという方は、これを見て欲しい――もしお手頃な値段のものを見つけたらすぐに購入して欲しい。暫くはもうお目に掛かれないかもしれない。



【日本ウイスキーの注ぎ方】

単純に注ぐのも特に間違ってはいないのだが、日本のバーテンダーたちはウイスキーとカクテルをアートの領域まで押し上げた。これが東京にあるテンダーバーのオーナー、上田和男氏家でのやり方である。


「全ての動作を自然に、集中して」と彼は語る。「バーテンダーは自慢などしませんが、偶然出来ているわけでもないのです」


ロックグラスを曇るぐらい冷やす。10~15分程冷凍庫に入れる。また上田氏は手の温度でグラスが温まってしまわないように、グラスの底を持つようにとアドバイスする。


ボトルを棚から取り出し、必要であれば、綺麗なタオルで拭く。ラベルを隠してしまわないようボトル下三分の一の部分を持つ。「正しい位置を持つということで、手首に自由な動きを与えられることになります。その動きはとても美しく見えるのです」上田氏は言った。


蓋を外す。一度の動作で行う。そして降ろす。


手首を傾け、注ぐ。細く綺麗な筋となってウイスキーがグラスの中に注がれるようにする。そしてボトルを持ち上げ、手に持っていた蓋を取りつける。



■引用元
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海外の反応


・昨晩 響 飲んだけどすごく美味しかった! 最高ね!





・何となく大袈裟に書かれてるような気もするから価値があるかどうかは分からないけど…。でも試してみる!





・竹鶴はそう高くもないしいいよね。東京の真ん中にあるお店でも、今は響と山崎を探すのは一苦労だよ。





・いくつか試してみたけど、僕のタイプじゃなかったな。





・響はもう書かれていた通り! 価値がある。





・ケンタッキーとスコットランドのファンで居続けるよ…。





・昨日の夕方、私たちは響を飲んだよ。





・↑ 本当? 僕、新しいファンなんだ!





・スコットランドのスコッチの方が美味しいと思っちゃう。





・ウイスキーの注ぎ方、誰に見せよう?





・僕はウイスキーならケンタッキー、テネシー、スコットランドのままでいいやあ…。でもありがとう。





・まだこの記事読んでないの! 今日読まなくちゃ!





・間違いなく恋に落ちた! 最初に飲んだのはバーだったかな。





・響は素晴らしいボトルだよね。



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