概要
2013年、ニューサウスウェールズ大学の研究者が、ニコチンアミドモノヌクレオチド
(NMN)と呼ばれる化合物を使用して、エイジングの過程を遅くすることができる薬の開発をしたと発言した。そして確かに、この化合物はネズミのエイジングを遅らせ、寿命を延ばしたのだ。
現在まで人間ではテストされていなかったが、それも変わりそうだ。
結果が安全であり効果のあるものか、人間で試されることになっている。来月、日本の慶応大学が10人の健康なボランティアに試すこととなっている。
どんな効果が表れるのか。NMNは年齢を重ねるのとともに弱まるサーチュイン、プロテインの1種を活性化させる。チームは決して顔に塗って若く見せるような化粧品の話をしているのではない。
この薬は外見だけでなく、視力、メタボリズム、耐糖能障害などの内面的要素のエイジングを遅らせることができるという。
「マウスを使った実験では素晴らしい結果が得られている。しかし人間に使ったときにどれほどの効果が得られるのかはまだ分かっていない」と、研究者のリーダー今井シンイチロウ氏は語る。「慎重に研究を重ね、日本発祥の重要な発見になればいいと思っている」
2055年までには人口の40%が65歳以上になるという日本で、アンチエイジング商品は大きな興味となっている。
他のアンチエイジング商品も発展中である。そのうちのいくつかは他の目的のために作られたもので、副作用として発見された。
昨年、実験されたアルツハイマーの薬からも、予期しないアンチエイジングの作用が発見された。抗糖尿病薬・メトホルミンからも最近、アンチエイジングの要素が見つかった(実際の効果は未だ研究中である)。
現在まで、エイジングを遅らせられる確固たる方法は見つかっていない。もしかすると、安全性と効果が証明されれば、NMNが初めて市場に出るアンチエイジング薬になるかもしれない。しかしながら、研究と成果というものは常に長い目で見なければならない。通常何十年もかけて行われるものなのである。
■引用元
1 2
海外の反応
・うん、面白い記事だね。けど中国とかインドとかみたいに人口が多い国ではちょっと規制が必要なのかも。
・この記事が出たの昨年の6月ってことはもう実験は行われてるってことだよね。
・自分が好きなだけ生きられたらいいのにね。
・開発されるのはいいことだと思うけど、お金持ちのためだけとかになっちゃわないかなあ。
・↑ 全くもってその通りだよ。
・早く早く早く! 効果が出ればいいのに!
・フェアじゃないよ…。日本人ってただでさえ長生きしてるじゃないか…。
・うーん、この記事を読んでどんな気持ちになったらいいのか分からないな。
・これが成功したらこの会社、アップル社よりもリッチになっちゃうかもね!
・人間にはどんな風に効果が表れるんだろうね。
・日本人ってそもそもとっても長生きする人たちじゃないか!
・↑ でも高齢化の日本にとってはしょうがないことだよ。
・日本? 彼らって歳取るの?(笑)
・うわあ、出たら欲しいなあ。
・ずっとこんなのを待ってました!
SPONSORED LINK
コメント
どうすればいいんだ~
NMNピュア3000で検索するとでてくる
118,800円
↑の薬は偽薬だ、効果は知らん
まだ市販はされてない
なおパッチテストは良好だったって
どうなんだろう
今老害扱いされてる年代の人って、若い時も同じような扱いされてたからなぁ
少なくとも、自分が子供の時の年寄りって今の年寄り謙虚だったし
一つ一つの言葉の重みも全然違った記憶がある
酸化は細胞が錆びると言う事、糖化は細胞が焦げるということ。
糖化を抑える方法は分かっている。血糖値が急上昇しないようにすることと、焦げた物を食べないようにする事。
最悪の習慣の一例。朝必ずベーコンエッグとトースト。実はカリカリに焼いたベーコンはもっとも老化を促進する食事なんだな。それを毎日!! 恐ろしい。
欧米人が老けやすいのは、オーブン料理など焦がした物を多く食べるから。
因みに、糖化を抑制する薬はある。副作用がほとんどないので食品としても販売されている。名前はαリポ酸。食品なので、その効能はパッケージには書いてない。
コメントする