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概要


日本のアニメ映画不動のトップ20


日本のアニメ映画はブームとなった80年代ごろから主流のエンターテイメントとして活躍し続けています。そしてアニメは世界的現象となり、現在ではおよそ430以上もの制作会社がこのアニメ業界に従事しており、その時価総額は135億ドルにも及びます。


ほとんどが漫画を元にして作られているアニメですが、この中でもジャンルは多種多様で、そしてその手の込んだ作画の一部はなんと手書きによって作られているのです。


ここでは以下のリストで日本のベスト映画を年代順にご紹介していきます。


1、龍の子太郎(1979 監督裏山桐郎)

日本の伝統的民話を元にしたこの映画は、封建時代の日本を舞台にしており、龍となってしまった母親を探す旅に出かける主人公太郎の姿を描いています。墨絵のスタイルで描かれているこのアニメは、その背景とキャラクターのどちらにおいてもその特徴的なデザインが魅力的な映画となっています。



2、風の谷のナウシカ(1984 監督宮崎駿)

この映画は、腐海という森が放つ毒に怯えて人々が暮らす風の谷で、一人の少女ナウシカがその人々を腐海から守り、そしてオウムと呼ばれる巨大生物と人間が共存する道を見つけようと奮闘する姿を描いています。


その圧倒的な作画と美しい色彩だけでなく、久石譲によって手掛けられたサウンドトラックもこの映画の見どころと言えるでしょう。



3、吸血鬼ハンターD(1985 監督芦田豊雄)

この映画は吸血鬼によって支配されている世界を舞台にしており、吸血鬼によって狙われた一人の少女が吸血鬼ハンターと呼ばれる謎の青年Dに助けを求めるところから始まります。西洋観、ゴシックホラー、終末論的要素を融合させたこの映画は、グロテスクな映画においてはまさに傑作となっています。



4、王立宇宙軍 オネアミスの翼(1987 監督山賀博之)

「もうひとつの地球」を舞台に繰り広げられるこの映画では、金の無駄使いと揶揄されていたオネアミス王国の王立宇宙軍の一人、シロツグが仲間の死とある少女との出会いにより彼の任務に誇りを持つようになり、精神的に成長していく姿を描いています。


そしてこの映画は自然を支配したがる人間の欲望など、見ている人々に様々な疑問を投げかけているのも特徴的です。



5、AKIRA(1988 監督大友克洋)

この映画では、第三次世界大戦で核兵器により荒廃した町のそばに立てられた都市東京を舞台に、暴走族の長である金田とその仲間鉄雄の前に突然謎の生物が出現し、それにより鉄雄が政府によって連れ去られていくところから物語が展開していきます。


全て手書きで製作されたこの映画は、その圧倒的なアニメーションと色彩が近未来の東京をリアルに描き出している傑作と言えるでしょう。



6、火垂るの墓(1988 監督高畑勲)

この映画は第二次世界大戦の戦火の下に生きる、親を亡くした清太とその妹節子の姿を描いており、野坂昭如が自身の戦争体験をもとに綴った短編小説が題材となっています。


この映画の作画やアニメーションは隅々にまで手が込んでいて、またキャラクターの感情描写においても圧倒的であると言わざるを得ません。



7、魔女の宅急便(1989 監督宮崎駿)

この映画では、主人公13歳の魔女キキが親元を離れ新しい街でその自身のほうきを使い宅急便の仕事を始めるところから物語が展開していきます。詳細にまで手が込んだアニメーションはもちろんのこと、この映画はユーモアを織り交ぜながらキキの成長する姿を中心的に描く魅力的な作品となっています。



8、獣兵衛忍風帖(1993 監督川尻善昭)

かつて住人に多大な被害を与えた疫病を調査するため村に潜入した忍者のチームは、突然モンスターに襲われ、それによりある一人の女忍者以外の全員が殺されてしまします。侍の獣兵衛はその彼女を助け出しますが、それがきっかけでさらなる戦いへと巻き込まれていってしまいます。このアニメーションはその西洋的要素が特徴的で、その綿密に構成されたスクリプトもまた魅力的です。



9、機動警察パトレイバー2 The Movie(1993 監督押井守)

第一作目ではパトレイバーの機長後藤に焦点を当てており、東京にミサイルが投下されたために政府が後藤にこの襲撃の影にいる男を特定し捕まえてほしいという依頼するところから始まります。


二作目は一作目よりこの主人公のキャラクターのためか、よりシリアスな雰囲気を醸し出しています。この作品に特徴的なのはコメディー要素が一切ないというところで、押井監督の政治的哲学的見解が垣間見える映画となっています。



10、攻殻機動隊(1995 監督押井守)

士郎正宗による漫画を原作としたこの映画は電子的ネットワークによって世界が統一されている2029年を舞台としており、公安9課で働くサイボーグ草薙素子を中心として物語は展開していきます。そしてこの映画は全体的に大人向けの仕上がりとなっており、その暴力描写だけでなく、社会的哲学的要素も盛り込まれていて、技術の進化の中での本当の人生の意味とは何かについて見ている者に疑問を投げかけています。



11、パーフェクトブルー(1997 監督今敏)

この映画は大人気アイドルグループを脱退し女優転身を発表した主人公霧越未麻が、その後ファン達によるストーカー被害に苦しみ、そして彼女の友人や知り合いの殺害事件により精神的に追い込まれていく様子を描いています。


その綿密なアニメーションとリアルな描写と共に、ファンが見るアイドル像が実際の本人の性格にどのような影響を与えうるのかということを今監督はこの映画で体現しています。



12、もののけ姫(1997 監督宮崎駿)

ある村の青年アシタカは、村を襲おうとした謎の怪物との戦闘により手を負傷してしまいます。その治療法を探すべく旅に出たアシタカは、オオカミによって育てられ人間を嫌うある一人の少女もののけ姫と出会います。この映画では監督宮崎駿の生物と人間に関する彼の見解が顕著に表れており、また作画やアニメーションに関してはさすがの出来と言っていいでしょう。



13、人狼 JIN-ROH(1999 監督沖浦啓之)

押井守の作品「ケルベロス・サーガ」をもとにしたこの映画は、人々による暴動が日常茶飯事となっている1950年代の東京を舞台にしており、それに対応するために政府が設立した特別警察部隊を中心に物語が展開していきます。


この映画では視聴者に恐怖感を与えるような手の込んだ作画が特徴的であり、またキャラクターもリアルに描かれおり、アニメーションはこの物語の暗い雰囲気を上手に引き出すような作りとなっています。



14、千と千尋の神隠し(2001 監督宮崎駿)

2003年に長編アニメ部門でオスカー賞を受賞したこの映画は、10歳の少女千尋とその両親が引越し途中に寄り道した奇妙な街で、彼女の両親が豚に変られてしまうところから物語が展開します。手描きによる作画やそのアニメーションが圧倒的なのはもちろんのこと、この映画には子供の純潔さと大人の汚さにをテーマにした監督のメッセージが込められています。



15、雪のむこう、約束の場所(2004 監督新海誠)

物語は第二次世界大戦で南北に分断された日本を舞台にしており、ある三人の青年、浩紀、拓也、佐由理は北海道に立てられた巨大な謎の塔の秘密を探るべく、飛行機を作りその塔まで飛んで行こうという計画を立てます。しかしながら佐由理が昏睡状態に陥ってしまったため、浩紀と拓也は彼女を救う方法を模索し始めます。


この物語は極めて複雑ですが、技術的にも内容的にも完成度はとても高く、見ている者すべてを虜にするような作品となっています。



16、マインド・ゲーム(2004 監督湯浅政明)

漫画家の西はある日初恋の相手みょんと再開を果し、彼女の父が経営するレストランに入ったところをヤクザによって襲撃され、死亡してしまいます。しかしながらこれは物語の始まりにすぎません。この映画はアニメーションとそのスクリプトにおいて型破りと言っていいほど独特な作品となっています。



17、時をかける少女(2006 監督細田守)

この物語は高校生の紺野真琴が、彼女の致命的事故の後に自分にタイムリープの能力があることを発見するところから始まります。彼女は自由に過去と現在を行ったり来たりしていきますが、しかしある日彼女はタイムリープできる回数には限りがあるということに気が付きます。技術面ではもちろんのこと、シンプルに描かれたキャラクターと綿密に描かれた背景のコントラストが、この作品の魅力的なアニメーションを演出しています。



18、パプリカ(2006 監督今敏)

この映画では、患者の夢の中の侵入を可能にする装置DCミニを研究するチームのリーダー敦子を中心として物語が展開していきます。しかしある日その装置が何者かにより研究所から盗まれ悪用されてしまいます。この映画のビジュアル面やアニメーションはとてもよく手が込んだものとなっており、また今監督の創造力が最高点に達した映画とも言えるでしょう。



19、秒速5センチメートル(2007 監督新海誠)

この映画は3部構成となっており、それぞれが貴樹と彼の幼馴染明里の姿を時の流れと共に描いています。感銘的なアニメーションだけでなく、人生と愛の成長をテーマに、2人の様子がリアルに描写されたこの映画は、まさにリアリズムを体現した作品と言えます。



20、サマーウォーズ(2009 監督細田守)

主人公健二は彼の憧れの夏希に彼女の実家に招待され、そこで彼女の90歳になる祖母に彼女の婚約者として紹介されます。その一方でインターネット上の仮想世界OZが謎の人工知能ラブマシーンに乗っ取られてしまい、現実世界に混乱を引き起こしてしまいます。


この映画の色彩や背景の隅々にわたる詳細はとても魅力的で、監督の細田守はこの映画を通して、日常生活に浸透するコンピューターやインターネットをリアルに描き出しています。


各作品のビジュアルはここで見れます 



■引用元
 


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海外の反応


・元日本語教師として言わせてもらうと、トトロは何千回も見てきたけど飽きたことは一回たりともないね。あとあれは英語じゃなくて日本語で見るべきだね。




・AKIRA、攻殻機動隊、火垂るの墓、千と千尋の神隠しは私のお気に入りの映画たちだよ。あと私だったらこのリストの中にハウルの動く城も入れるかな~




・もののけ姫は僕の大好きな映画だよ。だけど宮崎映画全てがこのリストに入っていてもおかしくはないと思うよ。




・なんでエヴァンゲリオンが入ってないの!!このリストは存在する意味を失ったね(笑)




・素晴らしいリストだね!付け加えるとしたら、個人的には「哀しみのベラドンナ」、「天使のたまご」、「ゴキブリたちの黄昏」かな!




・マインドゲームが入ってて嬉しいよ!この映画は過小評価されていると思う。




・かぐや姫の物語も好きなんだけどなー。このリストに入ってなくて残念。




・いいリストだと思うよ!マインドゲームがこの中で自分のナンバーワンかな!




・やっぱ君の名はでしょ!!




・賛成・反対色々あるけど結局僕らは日本アニメが好きw




・おおかみこどもの雨と雪も入れてくれ!




・銀河鉄道999も忘れちゃいけないよ!!




・僕はラピュタが好きだな。宮崎映画の中で一番だよ!




・↑ 同感だよ!ラピュタはアメージングな映画だよね!




・ハウルの動く城は最高のアニメーションだと思うよ。魔女の宅急便は大好きな映画の中の一つだね!




・だれかドラえもん見た人いない??スタンドバイミーは素晴らしかったよ!



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