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日本には「羽生」という1400万円もする非常に高価なウィスキーが存在するそうです


世界に散らばった、数が限定されたボトル


すべてのボトルにトランプのナンバーが付いている



そして、他とは違う作り方をする”ジョーカー”の存在



中二心を猛烈にくすぐる設定がたまらない品です


ブランディングの上手さも成功の秘訣なのでしょうが、日本車といいバブル時代に作られたものが再注目を浴びている気がします


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概要


なぜ日本のウイスキーは1ショットで70ドルもするのか?

~熱心なコレクターたちがその高額な出費をいとわないほど愛する激レアウィスキー羽生とは~


バンコクにある行きつけのウイスキーバーである日私が目にしたのは、エキゾチックで魅力的な、なんとも不思議なボトルでした。


そこにはトランプの絵柄が描かれた明るいピンク色のラベルが付いていました。


それは羽生イチローズモルトカードシリーズのもので、私は今までその名前を耳にしたことはあったのですが、それまで全く目にしたことも味見もしたこともありませんでした。


なんといってもそれは天文学的に高いのです。1ショットで70ドル。しかし私は試してみなければなりませんでした。


一口ずつちびちびと飲んでいた私ですが、飲んだ瞬間に得体の知れないなんとも不思議な世界が私の目の前に広がっていきました。


誰が一体ハーブとイチジク、ナツメヤシの味がするウィスキーを想像したことがあるでしょうか?


このジョーカーのボトルはオークションで800ドル以上するということをすぐあとに知ったのですが、私が気になったのはその値段や希少さではありませんでした。


もっとも私を虜にしたのは、その味の複雑さと優美さでした。そこにはタフィーアップルのようなクリーミーなキャラメルのエッジまで効いていたのです。


日本での酒ビジネスは17世紀から始まりましたが、羽生蒸留酒製造所は1941年に設立され、日本の戦後のウイスキーブームにうまく乗じましたが、しかしながら1990年代にウィスキーの売り上げが下降するとともに、この羽生蒸留酒製造所も低迷を見せ、最終的に2000年に終焉を迎えました。


そして軽井沢という、今ではおそらく最も高価なモルトの一つとされるこの長野産のエリートウイスキーも同時期に廃業となってしまいました。


しかしながらこの羽生と軽井沢はその後、彼らの昔の在庫をリニューアルしまた市場に出されたことで見事再復活を見せました。


どちらももう再び作られることはないウイスキーとして販売されたため、そのものの限定品としての価値を高めることになりました。


そして2008年、羽生は秩父の名のもと、当初のオーナーの孫である肥土伊知郎氏の手によって新しく生まれ変わりました。


そして伊知郎氏は彼の名前を使ってその昔のモルトに「イチローズモルト」と名付けました。そのカードシリーズには全部で54のシングルモルトが含まれており、そのうち52はトランプのカードをもとに名付けられ、それに応じたラベルが貼られています。


そして異なるウイスキーがブレンドされた2つのジョーカーで全てが揃います。


実はそれぞれのカードはどれもユニークなものとなっており、というのはそれらは一つずつが二回異なる樽に入れられるからです。


一回目はホッグズヘッド、続く二回目はアメリカンオーク、シェリーカスク、日本のミズナラ樽などの様々な種の樽に入れられます。


そしてこのシリーズの他のカードはより素晴らしく、希少で、そしてもっと高いのだと聞いたことがあります。


実は昨年8月に香港で行われたボンハムのウイスキーオークションで、このカードシリーズの全セットが売りに出されました。


それはなんと50万ドルもの価格で取引されたということです。そしてその買い手とされる”東南アジア人”は同じオークションで軽井沢のボトル一本を118,540ドル(1400万円)を払って手に入れたということでした。


彼のこれらのウイスキーの購入は日本のウイスキーの中では世界記録だということです。


そしてこの54本全てのカードを持っている者は世界でたった3人しかいないと言われています。


そして私が見つけだしたのは、このボンハムオークションでこのウイスキーを手に入れようとしていた一人、香港出身の若手中国人コレクターAaron Chan氏がこの全カードシリーズを持っているその3人のうちの一人ということでした。


彼は香港にあるアジアでもっとも有名な日本のウィスキーバーClub Qingのプライベートメンバーズクラブを所有しているため、私はさっそくこのボンハムオークションの数週間後に香港に飛んでみることにしました。


そして彼のバーに入ってみるとなんとそこにはカードシリーズ54本全てのウイスキーが美しく、そして神々しく並べられていたのです。


そこにいたChan氏は私に「とっても日本らしいですよね」と言いました。そして彼は語りました。「自分は何年も日本のモルトに興味を持ち続け、そして伊知郎さんに会うべく日本を旅しました。


驚いたのは、日本のウイスキー消費が停滞する中でこの蒸留酒製造所も低迷していき、しかしその後エリートモルトとして復活した過程についてです。


これはとても不思議な話ですよね。伊知郎さんはこの失敗した事業を受け継ぎ、初期には東京のバーを回ってこの昔の羽生を入れ替えたものを売り込んでいました。


なんて素晴らしい粘り強さなんでしょう!これらウイスキーはすべて過去の物、つまりもう沈黙となった蒸留酒製造所からのものでした。


遅かれ早かれこれらはすべてなくなってしまうのです。しかし彼はこれらを、今ではみながのどから手が出るほど欲しがるような、そういうウイスキーに変えることに成功したのです。」


羽生が軽井沢と決定的に違う点は、軽井沢はずっと同じ樽に入れられるのに対し、羽生モルトは違う樽に入れられるのでとても貴重であるということです。


私がそのバーで見た”6”のラベルが付いたボトルは1991年に蒸留され、最初にホッグズヘッドに詰められた後にアメリカンオークに入れられ、そして2012年にボトルに詰められました。


この樽の交換は羽生モルトそのものの味に複雑さと奥深さを持たせ、そしてこの”6”はその結果創り出される個性を最高に体現したものと言えます。


Chan氏が言ったようにボトルを開けてから20分待って、私はこの6に口をつけました。それはまさに”不思議な森”のようでした。


なぜこのウイスキーにはこのような不思議な力があるのかという一つに、これが有限の物であるという飲み手の了解があるからではないかと私自身個人的に思いました。


残りのボトルはもうあとわずかしかない、それらは日に日に減っていっている。この事実が、このハートの6に口をつけるごとにスリルのような、言ってしまえば罪悪感や憂鬱のようなそういった感覚を与えたのでしょう。


10年以内にこれがもう存在しなくなっているという可能性は十分にあり得ます。または現存しているものは貴重すぎていまだ飲まれていないか。



■引用元
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海外の反応


・このような貴重なものにこれくらいの値段をつけるのは何も間違ってはいないね。人生で最後の経験のようなものだからね。



・このウイスキーは実際に口にしたことはないけど、噂は聞いたことはあるよ。



・どんな人がこれだけのお金を払うんだ・・・



・それだけのお金を持っているからこのウィスキーを手に入れられるんだよね。



・なんなんだ、このウィスキーは!とっても高いね!



・人はたまに賢くないお金の使い方をするよね。



・これだけのものを払えるお金がある人もいるってことか・・・



・興味深い!



・へえ…素晴らしいウィスキーなんだね…



・一回飲んでみたいね。



・この記事ではこの価格設定の裏にある背景がちゃんと書かれているね。だからこの値段は決してぼったくりとかじゃないってことが明確だよね。



・この記事は対象にする読者を間違ったよ。みんなこの価格に批判を示しているんだもの。



・へえ…こんなウイスキーがあるなんて知らなかったよ。



・価格を高く設定しても買う人がいるからこういうことができるんだよね。


・死ぬまでに一回は飲んでみたいよ  



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