日本の高齢者の定義変更に海外からも反響がありました

高齢化先進国だけに自国の未来として注目されているのかもしれません

ただ、コメントは長寿の秘訣は何なんだ？というコメントが目立ちました

概要

長寿化によって変わりつつある日本の”高齢”の定義

日本では”高齢”の意味が文字通り再定義されてきています。

日本老年学会のメンバーである医者や大学教授たちのグループが、日本人の長命化を受けて”高齢者”と定義される年齢を65歳以上から75歳以上に引き上げることを提案している、とNHKワールドは報告しています。

2015年の世論調査では、日本の人口の26.7%が65歳以上であると公表されています。現在のペースで行けば、高齢者の割合は2035年までに33%、2060年までに40%まで上昇すると予想されています。

若い世代が昔のように子供を作らなくなってきていることから、経済学者達はこの普及する高齢化に懸念を示しています。

というのは、拡大する社会福祉費を補う若い世代が減少することで、一人一人の負担は大きくなり、それに伴い個人の出費が制限されていくということが背景にあるからです。

”高齢者”の定義を65歳以上の代わりに75歳以上に変更することで、より高齢の人々を労働力に取り入れることができます。

身体的に健康なまま定年退職をする労働者達は、これによってそのまま労働力として働き続けることができ、これにより経済を上昇させる効果が期待できます。

そして日本人はこの提案に賛同を示しているようです。

厚生労働省によって行われた最近の調査では、20%が65歳以上が高齢者だと答えたのに対し、41.1%が70歳からが高齢者であると述べています。

60歳以上を対象にした別の調査によれば、70%の解答者が65歳を過ぎても働く気があると答えています。

現在ではおよそ730万人もの高齢労働者が働いており、これは全労働者人口の11%に当たります。

日本人は長生きするという普遍的理解や深く根付いている日本の労働文化を考慮すれば、この提案は高齢がどのように特徴づけられるのかという基準の自然な変更のように捉えることができるます。

このようなケースにおいて日本が労働力を年を取らない労働者、つまりロボットで不足分を埋める、ということもあるかもしれません。

■引用元
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海外の反応

・遺伝子治療とかそう呼ばれるものが人々の寿命を延ばすことができるのか個人的に気になるよ。200年後には人間でいるということはどういう意味なのかということが再定義されている気がするね。だけどそれ自身が人々を豊かにしない限りそれは起こらないと思う。お金があまり儲けられないなら良いことは起こりにくいっていうのがこの世の中の理論だからね。

・世界の他の地域にいる人々より日本人が長生きする理由は何なんだろう？

・彼らは2025年までに退職年齢を65歳に引き上げるよ。2013年には61歳、2016年には62歳に変更されたからね。

・興味深い話だね。

・日本人は世界で最も節操があってしっかりした人達だよ。だから彼らは長生きするんだ。これは遺伝子の問題じゃない、政府がその理由だよ。

・2回の原子爆弾投下とあの原発事故の被害を受けてもなお日本人が長生きできているのはなんでなんだろう。

・カナダでは退職年齢は67歳だよ。

・100歳になっても生き続けていた人を知っている身としては、長生きするというのは必ずしも素晴らしいことではないよ…その人は95歳になってから先月のクリスマス後まで、できることはやりきった、だからこのいまの瞬間は自分にとって重要ではない、って毎週言い続けていたの。とくに記憶をなくし始めて以来、6か月の私の娘と私を間違えるようになってきたの。失われた時間はたくさんあった。彼女は毎日に疲れていて彼女が欲しかったのはただ死ぬこと。それは9年も続いたの。彼女は5世代を見たほど長生きしていた。だけどもし私たちが長生きする方法を見つけたとして、寝たきりになって記憶を失っていった時、私たちは何を望むと思う？

・長寿と同じアイディアで、彼らは何年も使い続けることができる車を創り上げたよね。

・彼らはたくさんのシーフードを食べるけど肉はそこまで食べない。そして小食。どの料理も小さな皿で出されるから結果的に食べる量も少ないんだ。あとたくさん野菜を食べるね。これが日本人の長寿の秘訣だと思うよ。

・日本人の食生活は健康的で、あと毎日運動をするからこうやって長生きできるんだね。

・彼らは何を食べているの？

・面白い記事だね。

・これから90歳まで定年を引き上げるんじゃない？笑

・年齢の引き上げには賛成するよ。