かつてイタリアを震撼させた日本ミュージシャンがいたそうです
概要
1997年、日本のノイズミュージシャンがイタリアのテレビを乗っ取り、視聴者を混乱の渦に巻き込む
これは1990年代のアメリカのテレビでは全く考えられないことだったでしょう。そしておそらくイタリアのテレビにおいても同様です。
1997年のある日、C.C.C.C.の長谷川洋氏と日野繭子氏、そして非常階段のJOJO広重氏がイタリアのTMC2ネットワークに登場し、彼らが奏でたえげつない音でイタリア中を混乱の渦に巻き込みました。
これが放送されたテレビ番組の名前は存じ上げませんが、テレビプレゼンターでもあり、パンク/インダストリアルミュージックのファンでもあるRed Ronnie氏がこの番組の司会を務めていたと読んだことがあります。
幸運にも、この動画は前もって何か言っておく必要のあるものではありません。エアロスミスの言葉を借りるとするならば、「ただ押して再生しなさい。」
この動画の途中では、司会者が懐かしの1997年のコンピューター画面に映るコメントを読み上げ、そして観客らが演奏に関する意味のない意見を述べることのできるよう、彼らは数分ほど演奏をやめています。
このようなノイズミュージックにおいてはよくあることですが、本当の悪夢は最後に、およそ14:18あたりから始まります。
※残念ながら動画は削除されていました
■引用元
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海外の反応
・このテレビ番組は”Help”という名前で、Red RonnieはGenesis P-Orridgeの友達でもあり、Throbbing Gristleのアルバム”Mission is terminated”の製作者でもあったんだよ。
・これが放送された時を完璧に覚えているよ。本当に変わっていて予想外だったね。だけどこの番組はこういう風変わりなパフォーマンスや即興演奏をいっぱい流していたよ。でもこれは決してマイナーでアンダーグラウンドなものではなくて、例えばRobbie Williamsもそこにいたしね。でもそれと同時にこの番組は好奇心旺盛な視聴者用ってかんじだったね。
・ほとんどの日本のノイズミュージックは魂のこもっていないような感じだよ。残酷で極端ではあるよ。だけどヨーロッパのノイズミュージックに比べるとただ空虚なんだ。非常階段は例外だけどね。彼らのレコードをいくつか持っているけど、どれも大好きだよ!
・これはこのバンドがあの年にイタリアでツアーをしていた時に放送すべきだったよ。彼らは確か僕の大学があるヴェニスに来たんだ。それはLuca Valtortaというイタリアの作曲家が日本のノイズミュージックに関する本を出した2年前だったね。この本は日本語を勉強していた僕ら大学生に大きな衝撃を与えたよ。
・これを見ていた人達は”混乱の渦に巻き込まれた”んじゃないよ。彼らはただこの演奏を楽しんでいたと思うよ。
・素晴らしい演奏だね!
・悪夢のようだよ
・今まで自分が聞いたことのあるオノヨーコのナンバーに似てる気がするよ。
・不運なことだけど、今日の方がこういう演奏を”とても考えられない”って思う人がその頃より実際に多いと思うな。
・自分が今目にしたものは何なんだ??
・これが本物の音楽だよ
・僕が大阪にいた頃をまとめるとこんなかんじになるよ
・ミュージシャン??そうじゃなくて”ノイジシャン”でしょ。
・うーん…おもしろいね!
・非常階段は好きだけど、曲自体はあんまり聞いたことがないんだよね。なぜかというとこれに勝るような日本のノイズバンドはたくさんあるから。例えばG.I.S.M.、GAUZE、DEATH SIDE、SYSTEMATIC DEAT、GASTUNK、LIP CREAMとかね。昔の本だけどThe Gig Bookっていう日本のパンクブックがあって、そこにステージの上でBulldozerと非常階段らしきバンドが一緒に映っている写真があったんだよね。まさにそれは素晴らしかったね。
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コメント
YouTubeとか自分で掘ってけばいいのかね。
で、そのまま観客席に降りていって観客が逃げだす…
客が居ないのに演奏してたのは笑ったわwww
それ以前は 過激派 御用達の劇団や映画監督なんかが好んでやってたな エログロナンセンスなんて言葉がもてはやされた 日本や米国で 暴力的な社会運動が流行った時代な
本当なのだろうか?
ヨーロッパの『ノイズ』ミュージックって人間らしい感情と情熱に満ち溢れた魂の叫びなんだー、へー(棒
確かにハナタラシやらグールやらは重機でライブハウス解体したり火炎放射器で観客追っかけ回したり、生放送中の他のバンドに乱入したりしたのは確かだがノイズとパンクは近いけど別物だろ
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